長崎県平戸市の地磯。逃げ場ナシ。過酷な夏磯。
2019年7月下旬。潮は長潮。天気は曇りのち時々雨のち晴れ。なんじゃこの天気は。
この日は上物釣師W氏と平戸釣行。
天気予報では曇りの予報で、まずまずのはずであった。
早朝、目覚めると雨はあがっている。
よし、いいぞ。
W氏とともに平戸は浜本釣りセンターに向かう。
順調に平戸島まで。
と、とたんに、ドシャ降りじゃーーー!!!
だ、大丈夫か??
車のナビがしゃべりだす。
「平戸地方に大きな雨雲が近づいています。」
ふだん、めったにしゃべらんおもえも言うんかーい。
しかし、W氏は冷静である。
スマホで雨雲レーダーをチェック。
ありがたい。
最新機器を操るW氏。
ありがたや。
浜本釣りセンターに着くころには雨があがる。
さすが。
最新機器を自在に操るW氏の言う通り。
船宿に着いたころにはあがっていた。
午前5時、大海原へ向けて出船!
しかしすでに湿度が猛烈に高く、気温も高い。
地磯にしませんか?
過酷すぎる。。。
先ほどまでの雨はかなりのもんだった。
ドシャ降りの中、磯とは。。
釣人の根性はすごい。
ワシには無理だ。
しかも磯が満杯になるほどの釣客。
雨の中、皆さんどうやって過ごすんだろう。
気になる・・・。
平戸島の地磯、「大崎鼻」にのせてもらう。
三名一度にのれるところ。
広い地磯だ。
以前紹介したことがある磯である。
早速、みんな準備にかかる。
いち早く準備を終えたW氏。
続いてにわ子も。
二人とも気合い満々。
にわ子は早くも必殺技である撒き餌ファイアーを炸裂させている。
W氏もなにやらラインに気を送っている。
ひそやかなW氏の必殺技である。
名付けて「ラインピリピリローリングサンダー」である。
ラインピリピリローリングサンダーを炸裂させていたW氏。
突然ブーンと大きくあわせをいれる!
あわせ音がすげえ。
となりにいたにわ子があわせ音に振りかえる。
先を越された悔しさがにわ子の表情ににじみでる。
負けず嫌いなんだから、もう。
そんなにわ子を横目に、W氏の竿はブチ曲がりである。
時折、竿がのされるほどのひき。
これゃあホンマにでかいバイ!
右に左にふられながらも、素早い竿さばきで応戦するW氏。
魚影が見えた!
デカイ!!!!
ん?????
しかし、色が・・・・・。
色がしろーーーーーーーい。
あがってきたのは
残念ーーー。
でっかい、ババたれのイスズミ君であった。
しっかし、あのひきには見るほうも興奮したぜ。
イスズミ君はルーティーンのように、うんちをバラまいて、海に帰っていった。
ところで、イスズミを食べたことのある方います??
ワシはない。
うんちブリブリまいて、臭いので食べたことないが、実は美味かったりするのであれば、食べず嫌いでもったいない話しではないか。
もし食べたことがあるという諸氏。
その味を教えてちょうだい。
しかし、とにかっく暑い。
時折雨がぱらつく。
そして、何よりもムシムシして暑い!
体力をドンドン消耗していくのがわかる。
そして、W氏のデカイスズミの後は、20cm前後の木っ端クロばかりになってしまった。
タナは2ヒロくらいから竿2本くらいまで、丹念に探ってみるが、型があがらない。
磯際から遠投と、ポイントも変えてみる。
しかし型があがらない。
そしてとにかく暑い。
いったい何度くらいあるんだろう。
今回ばかりは時折降る雨と、風が恵みに感じる。
釣行前半戦の模様はここまで。
後半は編集完了次第アップするけんねー。