厳しい労使交渉を乗り越えて、手に入れた新たな道具。

労使交渉はまさに熾烈を極めた

様々な代償を払わなければならなかったが・・・

我家の労使交渉が始まった。

ワシにとっては巷の春闘よりも重大な交渉である。

戦況は明らかに不利。

それを承知で臨むにはそれなりの覚悟と戦略が必要である。

にわ男
社長、ご承知のとおり、私は先般自分の不注意によりリールをなくしてしまいました。しかしながら、このままでは仕事に支障をきたすため、新しいリールの購入を許可いただきたいのですが。
にわ子
自分の不注意で我社の資産を無くしたのだから、本来であれば損失補填をしてもらいたいくらいです。
にわ男
・・・・・・・。

なかなか、ウチの社長は手ごわい。

この手の交渉では完膚なきまで叩きのめされる。

にわ男
まあ、社長、その・・・何ですか・・・、私のモチベーションアップと申しましょうか・・・、売上向上のためにもですね・・・。
にわ子
何をゴチャゴチャ言ってるのですか。それでは条件として
 ① クリスマスのプレゼントは無し
 ② 誕生日のプレゼントは無し
 ③ 半年間のお小遣い30%減
でいかがですか?
にわ男
社長・・・それはいくら何でも・・・御無体な・・・。
にわ子
何かご不満でも?
にわ男
いえ・・・。ございません・・・。

極めて難しい交渉であった。

しかし、これでワシは新しいアイテムを入手することができるのだ。

肉を切らせて骨を断つである。

この厳しい交渉を乗り越えて、ついにワシが手にした新しいリールがこれだ!!

シマノ BBXハイパーフォース スットブレーキ付きである。

シマノのテクノロジーが詰め込まれたリールだ。

スットブレーキは、レバーブレーキ使用時にブレーキを開放した際、ハンドルが逆回転しない、画期的アイディアだ。

こいつが欲しかったんだな。

社長(にわ子)、ありがとう!

そうなると、こいつを早速使いたくなる

ここ数週間、仕事や天候で釣りに行けなかったことと、新たなアイテム入手により、気持ちは既に海に向かっていた。

山口県の蓋井島、長崎県の生月、佐賀県の馬渡島、長崎県の的山大島。

頭の中にはいくつもの候補が浮かんだが

やっぱり、久しぶりの長崎県は平戸沖の阿値賀島への釣行に決めた。

隣では我家の社長が

当然、私も行くよ!

という顔でこちらを見ていた。

ハイ、承知しております・・・。

早速船長に予約を入れる。

にわ男
船長、久しぶりです。明日予約したいんやけど、状況はどんな風っすか??
船長
ここんとこ時化ででてないから何とも言えんとですよ。どうします??

どうしますもこうしますもない。

行くっす。

辛抱たまらんので。

かくして、午前5時の出船に向けて、いざ長崎へ

福岡から西九州道を通り、佐賀県唐津市から伊万里市、途中まだ開通していない西九州道を松浦市で降りて平戸市へ向かう。

途中の伊万里市あたりで強い雨にみまわれる。

大丈夫か???

天気予報では平戸市は曇りの予報であったが。

やんだり、降ったりを繰り返す。

平戸島に渡ったあたりから空模様が更におかしくなる。

海側の空がビカっと光る。雷雲があるようだ。

やばいよ。これは。

遊びで身の危険を感じるのは良くない。

しかし予約を入れているので、とりあえず現地までは行かねばなるまい。

現地に着くころに天候が回復していることを願いつつ、浜本釣りセンターさんに到着。

まだ小雨が降っている。

しかし、そこには既に数名の釣り人の姿が。

うんうん、皆さんも辛抱たまらんかった訳ね。

わかるよ、うんうん。

雷雲は去ったようであるが、小雨の中

午前5時前に出船。

数組の釣客を乗せて、船はこの日最初の釣り人を渡すために『立場島』へ向かう。

少し寝てたのでどれくらいの時間が経ったかはわからないが、立場島へ到着。

荷下ろしを手伝うために船の外に出る。

雨!!

それもかなりの雨!!

気持ちがダウン・・・。

ワシは根性がない。

雨の中、釣りを楽しめる根性を持ち合わせていないのだ。

ふと、船長と目が合う。

船長
どうしますか??やめてもいいですよ。とりあえず阿値賀島までは行ってみますけど。そのときにどうするか決めていいですよ。

な・な・なんと優しい船長の言葉。

だから浜本釣りセンターさん、好きなんだよな。

阿値賀島に到着。

立場島から20分くらいだろうか、阿値賀島に到着。

沖合に出たせいか、雨は降っていない。

今後降るかもしれないが、今は降っていないということで、磯に上がることにした。

まだあたりは真っ暗。

果たしてこの久々の釣行はどうなることか。

次回をお楽しみに。

久しぶりの釣行に期待していただければ、応援のポチッとクリックをお願い申し上げます!!
下の『更新通知を受け取る』をクリックしていただくと、最新記事の更新通知をお届けできます。もちろん無料です。って、当たり前だろうがーー!!
スポンサーリンク
おすすめの記事