
長崎県西海市で釣り上げたアオリイカとキッチンで格闘
どこからどう手をつけますかな・・・
博多にわ子が、ドヤドヤ顔で釣り上げた、大きなアオリイカ。
ワシはこんなデカイやつをさばいたことがないので、どこからどうやればいいのか、困惑。
大きくても、小さくても、手順は同じだろうから、悩むことはないと思うのだが、予想外にデカイとやはり戸惑う。

エンペラ(いわゆる耳の部分)や触腕部分まで含めると、キッチンのシンクに収まらないほどの大きさである。
しかもイカだから、ヌメヌメする。
なんとも自由が利かないもどかしさがある。
ま、
とりあえず、セオリー通りにさばいていくしかないわな。
胴体のフネ(軟骨みたいな硬い部分)の部分に出刃をいれる。
ぶ・ぶ・ぶ厚---い!
なんだ、なんだ??この身のぶ厚さは!
切りにく~い・・・。
しかもデカイだけあって、内臓もデカイ。
もう
何もかもが、やりづらい。

こりゃ、さばいているというよりは・・・解剖だな・・・。
墨袋を破らないように、慎重に解剖を進める。
普通の魚であれば、時間をかけずともさばけるが、イカはなかなか手ごわい。

皮をはぐにもひと苦労。
これいったい、何人前のイカ刺しが作れるんだ??
シンドイので、何度も休憩をはさみながら、なんとか解剖に成功。
1週間毎日食べたって、これ、絶対に消費できないぞ。
ご近所さんにおすそ分けしたって、まだ食いきれないな・・・。
とりあえず
釣りたて新鮮なところで、イカ刺しはつくろう。

盛り付けを頑張る気力もなくなったので、モリッとのせただけであるが、イカ刺し。
超肉厚。であるのだが、身質はやわらかくて、もっちりしている。
うんめえ~!!
さばいた疲れもあって、ビールとのコンビネーションがたまらん!!
続いては、エンペラの刺身。

歯ごたえがコリコリで、これまた、うんめえ!!
身の部分とは違う食感だから、ビールがすすむ君である。
さらに
ビールをシュポッツといくために

イカキムチ~!である。
キムチにコチュジャン、醤油を合わせたものをイカとあえる。
超簡単であるが、これまた絶品。
これだけつくっても、まだまだ相当に身が残る。
マジで、毎日イカだな・・・。
ひえ~・・・。