鷹島で沖磯釣り。おすすめの瀬渡し船をご紹介。

長崎県松浦市鷹島町への釣行。

瀬渡し船を選ぶ基準は人それぞれだと思うが。

これまで様々な場所(山口・九州エリア)で瀬渡し船を利用させていただいた。

各県、各エリアには数多くの渡船屋さんがある。

釣り人の皆さんが瀬渡し船を選ぶ基準は何だろうか。

もちろん、瀬渡し代を支払って行くのだから、釣れる場所へ連れて行ってくれることが一番であるとは思うが、それだけかな・・・。

ワシは船長の人柄でお気に入りを決めている。

先ほど記したように渡船代を支払って磯へ渡るのだから、釣れる場所へ連れていってくれることが一番のように思われるかもしれないが、渡船屋によっては、とても横柄な渡船屋もいる。

「連れて行ってやってる」感丸出しの渡船屋もある。

ワシはいつも思う。船長が上でもお客様が上でもないが、完全に「商い」であることを失念し、荒っぽい操船をしたり、拡声器で怒鳴ったり、言葉遣いが相当乱暴だったりする船長を見かけることがある。渡船代を頂かないのなら、それでも良いが。

お客様が危険な行為をしたり、マナー違反をしているのならわかるが、あからさまに上から目線で指示をしてくるのはいかがなものか。そしてこういう船長に限り、常連客には優しかったりする。なんじゃそりゃ。

だから、ワシは船長の人柄を観察する。色々と話しかけて、情報をきちんと伝えてくれるのか、風向きや波の高さなどを考慮して磯を選んでくれるのか、様々な要素を観察してお気に入りの渡船屋さんを決めている。

この日は長崎県松浦市鷹島町への釣行。

佐賀県に近接する島である。

以前は離島であったが、肥前大橋で佐賀県と陸続きになり、往来が随分と便利になった。

この鷹島でワシがお勧めする瀬渡し船がここ。

海上レストラン『三軒屋』さんだ。

ここは港にイカダで浮かぶ食事処。海の幸が存分に味わえる場所だ。海鮮丼が絶品!ちなみに、ここ鷹島では海鮮丼のことを『魚島来めし』とかいて、『おとこめし』と言う。いわゆる漁師飯ってことだな。

そして、ここのオーナーが瀬渡しもしてくれる。

この船長がめちゃっくちゃ良い船長。釣れていないときは釣れていないって正直に教えてくれるし、久しぶりに行っても名前をしっかりと覚えてくれていて、きちんと丁寧に対応してくれる。常連さんでも一元さんでも分け隔てなく、丁寧な対応だ。『商い』だということをしっかりと根っこに持っている船長なのだ。そして的確なアドバイスをくれる。

にわ子もここの船長が大好きだ。

一応、にわ子も女性であるので、船長はいつも気を使ってくれる。なるべく足場の良い場所を選んでくれるのだ。そして選択肢も与えてくれる。

「〇〇は昨日良い型のクロがあがってたけど、足場が悪いよ。どうする?足場の良いところのほうがいいかな?」

と、ワシらに選択肢をくれるのだ。

どう?良い瀬渡し船だと思わないかい?

しかも渡船代が激安!!な・な・なんと、場所によっても少し違うが、ほとんど2000円/一人なのだ!

これで採算がとれるのか、こちらが心配になってしまうほど。

そしてワシらがこの日あがった沖磯がここ。

『灯台』っていうところ。その名の通り、灯台がある場所だ。

この日の潮回りは小潮であったため、基本的に潮がそれほど流れていない。そのため船長は足場が良く、小潮でもそこそこ潮が通るこの場所をチョイスしてくれたのだ。

さっすがあ!!船長、有難う。あとは釣れるか釣れないか、それは自然相手のことなので、こればっかりはやってみないとわからんな。

基本的に360度どの方向でも釣りができるが、港側は水深がそれほどなく、シモリが点在しているので、やはりメインの釣り方向は外海側になる。

見た感じでは、そこそこ潮もいっている。

さあ、実釣ではどのようなドラマが待っているのか。こうご期待!(やっぱり、あまり期待はしないで・・・)

『三軒屋』さんについて

住所:長崎県松浦市鷹島町阿翁浦免(阿翁方面に向かえば、看板がでている。)

瀬渡し船の連絡先:090-3667-0436

HP:http://sangenya.net/menu.html

瀬渡しだけではなく、イカダもあり。食事も美味しい!

磯釣りでは安全のために必ずライフジャケットと磯靴を身につけましょう。



本日もご覧いただき、有難うございました。

瀬渡しは船長の人柄で選んだ方が良いと私は思います。さて釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のボタンをクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

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