餌釣りしかしないワシもついにエギングに手をそめる・・・。
そこに墨跡があればいる!
ちょこっと海でも見に行く?
ちょこっと見に行くだけ。
そうちょこっとだけ。
そのはずであった・・・。
ところが
イカ墨を発見してしまった。
にわ子の顔がにやけてる・・・。
これは
ヤル気だな・・・。
車からエギングの道具を取り出す。
海を見にきただけじゃないの???
やりますよね、そりゃ。墨跡、見ちゃったもんね。
ワシは普段餌を使った釣りしかしないので、オモチャみないな変な海老の形をした餌木と呼ばれるものに、イカが何故食いついてくるのか、理解できない。
イカは何だと思って食ってくるのかなあ・・・。
絶対に海老の味はしないと思うのだが。
そんな疑問をもつワシであったが、この日ついにエギングに手をそめる。
他に道具を持ってきていないしな。
何はともあれ、釣り始めはいつも釣れる気しかしない博多にわ男。
始まりだけは元気なのだ。
にわ子のやり方を見ながら、見様見真似でやってみる。
おお!
ここにも墨跡が。
釣れるんじゃないの~、これは。
と、妄想だけが先走る。そんなに簡単に釣れるはずはないのに。
ま、妄想するだけなら害はないので。
にわ子と同じように、餌木を投げては底まで落とす。そしてシャクる。
これを永遠と釣れるまで繰り返すわけだ。
やり続けていると、気が遠くなる。
こんなことを繰り返すだけで、本当に釣れるのか??
釣れない・・・
釣れないぞ!にわ子!!
と愚痴をいいたくてにわ子の方を見ると・・・
出た!!
エギンガーZの降臨である。
釣ってるし!!
にわ子のドヤ顔、く~!悔しい~!!何故いつもにわ子のほうには食ってくるんだ?
しかもなかなかの良型ではないか。
美味そうな甲イカだ。
この甲イカ、注意しておかないとえらい目にあう。
墨の噴射力が半端ないのである。不注意に噴射口を自分の方に向けようものなら
ブシューーーー!!
っと墨をかぶる羽目になる。
この墨がなかなか落ちないのさ。
おや??
にわ男の釣ったイカが写ってないって??
それ以上は聞かないでほしい。
傷つくだけである。