これから釣りを始めてみようという方々へ。

釣師の端くれとしてのお願いでござる。

これからも釣りを楽しむために。

これは何も釣りというレジャーに限ったことではないのだが、昨今、アウトドアブーム?ってやつらしく、連日テレビやなんかで、レジャー客のマナーの悪さがフューチャーされている・・・。

これって、めちゃ悲しい出来事。

河原や海辺でバーベキューをして、その後、炭やら食べカスやら空き缶、なかにはバーベキューコンロをそのまま捨てて帰る大馬鹿者がいて、地元の方や役場職員の方々が清掃している悲しい光景が報道されている。

こんな大馬鹿者には、ゴミ満載のダンプカーをそいつらの家に突っ込ませてやろうかと思うぞ。

そして、こういったマナー違反は、釣り場においてもしかりなんだな。残念ながら。

確かに昔からマナーの悪いやつはいて、昨日今日に始まったことではないのだが、最近は特に目立つようで、魚釣りが禁止になる波止場も多くなってきているのが現状なのだ。

波止場で野営して、自分たちが食べたカップ麺の容器やビールやジュースの空き缶、ペットボトルを放置するやつら。どんな神経をしとるんだか・・・まったく・・・。ライントラブルを起こしたのか、ほどいたラインを切ってそのまま捨てるやつ、針がついたままのサビキ仕掛けを捨てて帰るやつ、コマセ(撒餌のことね)を撒き散らして流さずに帰るやつ。ホントに挙げたらきりがないのだが、何故このようなことをするのかわからん!

ほんでもって、こんなことをするやつは若者が多い!と思ってるだろ??

実はそんなことはないのだ。今までこのような光景に出くわす中で、最も多いと感じるのが実は家族連れのファミリーフィッシングなのだよ、これが。

家族でワイワイと釣りをする光景ははたから見ていても、何とも微笑ましいものなのだが、そのあとには餌が入っていたであろう袋が、仕掛けが入っていたであろう袋や残骸が、缶やペットボトルが平気で置いて帰られている。どげんなっとるとーー!

そこでコロナで密を避けるレジャーとして、これから釣りでも始めるか!と思っている方に、釣り場に是非持参してほしいグッズ(まあ、グッズというほどのものではないが)を紹介しながら、釣りの基本である、マナー問題について考えてみたい。

糸くずや使用済みの仕掛け回収。

釣りをしていると必ずといっていいほど出てくる、糸くずや使用済みの仕掛け。

こいつらはゴミ袋に入れて家に持って帰れば何の問題もないな。

面倒くさい??誰だ??そんなことを言っているのは。

というか、こういったゴミを捨てて帰るやつは、たぶん面倒くさいのだ。しかし、これしきを面倒くさいと言って捨てて帰るやつは、そもそも遊んではならない。罰として1か月間、港の清掃をボランティアでさせればよい。

ただ、こういった釣り糸の類は性質として張りがあるので、ゴミ袋に入れてもその弾力で上手いこと袋に収まりにくい。

そこでワシが使っているもの。

これは以前にも紹介したことがあるが、正式名称は・・・不明・・・。すまぬ。

釣具屋に売ってるから、そこで確認してみて。

ワシはこいつを常にライフジャケットにぶらさげている。

こいつは不要になったラインや仕掛けの回収にとても便利だ。

どうよ。これなら面倒くさくないだろ?

何々??こんなものをわざわざ買いたくない??

そういった方にはこの方法をおすすめする。

これくらいの大きさの段ボールの切れ端を何枚か用意しておくとよい。

先ほども述べたように、釣りの糸は張りがあるためゴミ袋に入りづらい。なんで、こいつにぐるぐると巻き付けて、針が付いている場合には段ボールに刺しておけば安全にゴミ袋へポイできる。

こんなふうに、少しだけ切れ込みをいれておくと糸の端を固定できるので、より回収しやすくなる。

糸くずや針がついたままの仕掛けを放置しておくと、他の釣り人が怪我をする可能性もあるし、海鳥なんかに絡まったりしたら大変である。

お父ちゃんやお母ちゃんが、子供に「こうしてちゃんと持って帰るんだぞ。」としっかりと教えてあげてほしい。釣り方だけを教えるのが親の役目ではないぞ。マナーをしっかりと教えるのも親の仕事だ。

コマセ(撒餌)の放置問題。

ファミリーフィッシングで人気のサビキ釣り。そして少し大物を狙うためのカゴ釣り。ワシがやっているフカセ釣り。

どれもコマセという撒餌を使う。

オキアミやアミエビなどのプランクトン類に集魚剤という粉を混ぜたりするのだが、こいつを使うと、当然のごとく足元を中心に自分の釣り座周辺は、こぼれ出たコマセで汚れる。

これを流さずに帰る釣り人が多いのだ。

どうせ雨が降ったら流れるやん!と思う方もいるかと思うが、その釣り場には自分たちだけではなく、次の釣り人もやってくる。

しかも踏み固められたり、乾燥したコマセはなかなか落ちにくいのだ。そして放置され続けると悪臭を放つ。

しっかりとバケツで海水を汲んで、綺麗に流して帰れば何の問題もないのだが、波止場ではあちらこちらに放置されて固まったコマセが目に付く。

釣りを始めたんだろうなあ・・・っておぼしき家族連れが、手には竿と撒餌となるアミエビは持っているものの、水汲みバケツを持っていないという光景を目にすることがある。どうやって釣り座綺麗に洗い流すのだろう・・・。

ワシはフカセ釣りをするので、釣りに行くときに必ず持参するものがある。

ちょっと使い古していて汚いけど、ブラシである。

乾燥して固まってしまったコマセは落ちにくいので、海水で一度流し水を含ませた後に、こいつで軽くゴシゴシする。そしてもう一度海水で流すと、綺麗にコマセは流れてくれる。

これは別に亀の子たわしでも何でもよいのだ。こうしたブラシの類を是非ひとつは道具箱にしのばせておいてほしい。

釣りが終わった後に、お父ちゃんやお母ちゃんが子供たちに見本を見せてあげれば、子供たちも覚えるし、お父ちゃん、お母ちゃんの株も上がるはずだ。

清掃費用を徴収する港もあるが・・・

波止場で釣りをしていると、清掃費用を徴収する港もあるが、だからといって波止場に設置されているゴミ箱に何でもかんでも捨てて帰ってよいわけではない。

ましてや釣り人が全員ゴミ箱にゴミを捨てて帰ったら、あっという間にゴミ箱は満杯になり、ゴミが溢れかえってしまう。

せめて自分が出すゴミくらいは自宅までしっかりと持って帰ろう。

離島ではゴミの処理が大変だ。

清掃費を少しくらいとられても、魚釣りを楽しませてもらった場所代だと思って、自分の食べカスやその他自分が出したゴミくらいは最低限持ち帰るようにしたいものだ。

こうしたひとりひとりの積み重ねが、釣り場を失くさないことにつながるのだと思う。

何だか説教じみて・・・。

いかんいかん、何だか説教じみて、偉そうなことばかり言ってしもうた・・・。

だが、ワシもこうしたマナー違反を反面教師として、ルールを守ってこれからも魚釣りをたのしみたいと思う。

なので釣り人の皆!釣り場を綺麗に保とうぜ。

そして、これから釣りをはじめようとしている方々、釣りはコロナ渦でも安全なレジャーだとワシは思うので子供たちを海に連れて遊びに行こうと思う気持ちは十分理解できるので、最低限のマナーは子供たちに教えてあげてほしい。

いかん・・・

おちゃらけブログのはずなのに・・・

やはりこういうのはワシの性に合わんな。

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

釣り場を綺麗に保って、いつまでも楽しく釣りを楽しみたいですね。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のボタンをクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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