大分県佐伯市米水津釣行。
さ・・さ・・寒い・・・。
ワシとにわ子、そして義弟とY君。
4名で大分県佐伯市の米水津の磯に。
1時間ほどの仮眠をとり、夜中の12時30分に福岡市内を出発。
やべえ~・・・。1時間の仮眠じゃ、全然疲れがとれてない・・・。とにかく、大分まで安全運転じゃ。
体は疲れていたが、久しぶりの米水津の磯にワクワクなんだな。
うしし・・・。
でかいの釣ったるばい!!
お世話になったのは、『巧明丸』さん。と~っても優しい船長である。
さあ、さあ、午前5時、磯に向けて出発だ。
あがった磯は『サズリ』という一級の磯らしい。
期待は高まるってもんだろう!!
そう、ワシは希望と脂肪で満タンであった!!
いざ渡礁である。
・・・が・・・さ、寒いーー!!
めちゃくちゃ寒いではないか!!
日が昇るまでまだ1時間以上ある。
これはファイヤーじゃ!!ファイヤーしかあるまい!!
薪を持ってきといて良かったばい。
これなかったら、凍死するぞ。
あ、薪を焚くときは焚火台の上で燃やそうぜ。直で燃やすと磯が汚れるからな。うんうん。ほんでもって、燃やしたあとの灰はゴミ袋に入れて持って帰るべし。だぞ。
ワシらは薪で暖をとりながら、コーンスープでひといき。
夜明けまで待つのだ。
かあーー!!
コーンスープ、美味めえなあ!!
寒い磯で飲むスープは最高じゃあーー!!
さあ、そうこうしているうちに、磯に夜明けがやってきたぞ。
磯の夜明けは、何度見ても美しいのう。
釣師の特権である。
さあ、釣り開始だ!!
ここから・・・極端に写真が少なくなる・・・。
さて、釣りを開始したワシらであるが、ここから・・・撮った写真が極端に少なくなる・・・。
何故なのか・・・。
それは、ある悲劇によるものである。それが何であったかは後ほど・・・。
まずはにわ子が釣ったオオモンハタの写真。
にわ子はオオモンハタかアカハタを狙っていたので、本命をゲットしたと言ってよい。
しかも50㎝の大きなオオモンハタであった。
おめでとう!!
いやはや、めでたい、めでたい!!
そして、ここからが悲劇のお話。
クロを狙って釣っていたワシだったのだが、潮の流れがなかなかの激流。
食いが渋いこともあって、なかなか思うような釣りができない。どうも仕掛けがうまく馴染んでいなかったようなので、少し重めの仕掛けにして、じっくりと魚がいるタナを探していた。
ふたヒロから徐々に深くする。
しかし、付け餌が残る。
さらに少しずつ、タナを深くしていく。
5ヒロくらいまで深くしたとき、ズドーーン!!ときた!!
手元に伝わる重量感。間違いなく大物だ!!
よっしゃあーー!!きたきた!!
海面に魚体が見える。でかい!40㎝は軽く超えている。
そしてタモをとろうとしゃがんだ瞬間、フ~っと竿が軽くなった。
残念・・・針はずれである。
まだまだ修行が足りんな・・・。反省・・・。
しかし、大物はいる!次だ次!!大物を釣り上げるばい!!
そして同じタナで同じ潮筋を流してみる。
すると!!
またしてもズドーーン!!ときた!!ズドーーンだぜーー!!
今度こそはしっかりと釣り上げるぞ。
慎重にやりとりしながら魚をよせると、その魚体が見えてきた。
これもデカイ!!
40㎝代の半ばは超えてるかも!!
そして今度は無事にタモ網におさまり、その重量感を味わいながら魚をあげた。
やったばーーーい!!
今日一番の大物じゃああーー!!
もしかして、自己記録更新かもーー!!
これは計測するのが楽しみだ。
などとウキウキしながら、魚から針を外した瞬間であった・・・。
ビチッっと元気よく魚が跳ねた。
そこからはまさに世の中がスローモーションに見えた。
ビチっと跳ねたお魚は宙に舞う。
あれ~・・・ワ・シ・の・お魚・・さ・ん・・・何処に・・・行・・く・・の~・・・。
ゆっくりと、ゆっくりと映画のワンシーンのようにゆっくりと・・・
ワシのお魚さんは
海にお帰りになったのである・・・。
嫌ーーー!!
ワシの魚が海に落ちたあーー!!
嫌やああーーー!!
自己記録だったかもしれないワシのお魚は、にっこりと微笑みながら、海に帰ったのである。
もうそこからは何もする気、ナッシング!!
だから写真が少ない・・・というか、もう撮っていない。
ということで・・・
さらばじゃ!!
米水津の磯よ!!
さらばじゃ!!
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
とほほ・・・。何ということか、お魚は自力で海に帰っていったのでした。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のボタンをクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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