釣りにいけない時には山で狩る!!

この時期にも食えるものがある。

食える実を求めて・・・。

はあ~・・・。雨や風、魚釣りの障害は自然。どうしようもないのである。しかも、暑いときたもんだ。年々この暑さと湿度の中で釣りをするのが億劫になってくるのはどうしたもんか・・・。いか~ん!!いかんばい。このままでは釣友に釣り師失格のレッテルを押されてしまうば~い。

とは言っても、やはりしんどい・・。

こんな時は車で山へ出かけて狩猟本能を満たすしかない。

獲れる食材は何も海ばかりではないのだ。うんうん、そう自分に言い聞かせて、クーラーにあたりながら涼しい車の中から探索にでかける。

うひょひょ~!!

なってる、なってる~!!

『やまもも』である。赤から深紅に色づけば食べごろ。何とも甘酸っぱいやまももの実。梅雨時期が旬の食材だ。種が大きいもんだから、あまり可食部はないけれど、甘酸っぱいくてとても美味しいぞ~。

どうよ、どうよ~。このたわわに実ったやまもも。見た目もとーっても美味しそうだろ。

ひとつの木でかなりの実をつけるから、ひとつ見つければかなり満足できるぞ。

次は少しマニアックな『イヌビワ』。

ビワと名がつくが、イチジクの仲間だな。

まだまだ食べごろにはほど遠いけれど、イチジクの実に似てるだろ。もっと黒っぽく色づけば食べられる。

ただし、食べる時には実を割って中身を確認しないと、虫がついている場合がある。

味はまさにイチジク。

そして、みなさんご存じの

山椒!!

山椒葉も実も食用に利用できる、まさにジャパニーズスパイスである。

葉は乾燥させて細かく粉砕し、塩と混ぜれば香り豊かな山椒塩になるし、すり鉢で擦って味噌や味醂と混ぜれば山椒味噌になる。

実は下処理をした後にぬかみそにつけておけば、ぬかみその味が格段にあがり、漬物がとても美味くなるし、ちりめんと一緒に佃煮にすれば、ちりめん山椒が出来上がり、ご飯がすすむ君なのだ。

ちょうど梅雨時期に山椒は実をつけ、若芽のやわらかい葉の部分も使える。

少し大きめの山椒の木を見つけておけば、結構な量が採れるぞ。

山椒塩はどんな食材にも合うので、ひとふりするとワンランク上の料理が楽しめる。

山椒味噌は香りがとても良く、厚揚げなんかにたっぷりと塗って、オーブンで軽く焼くだけで、極上のおつまみになる。焼酎がすすむことうけあいだ。

その他に、実を天日で乾燥させてミルにいれてひけば、新鮮な粉山椒になる。

余った山椒の実は冷凍しておけば、かなりの期間保存がきくので重宝する。

はあ~・・・。それにしても、夏になったばかりだが、早く涼しくなって快適に魚釣りがしたいなあ・・・。

贅沢だろうか・・・。

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

秋が待ち遠しいですが、今年の夏は長くなりそうですねえ・・・。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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