さてさて、アラカンのジジイとアラフィフのババアに何ができるのか・・。
思い立ったら吉日。
この頃、特に思うことがある。
目はめっきりと老眼が進み、鳥目と合わせて不自由を感じるようになってきた。
脚力。かつて若かりし頃は、和製カールルイスと呼ばれ、日本代表入り間違いなしと思われていた俊足も、今や100mを完走することすら危ういものになってしまった。いやいや、まず、走り出したら、間違いなくアキレス腱断裂である。
腕力も100kgのバーベルを軽々と持ち上げていたものが、今や箸を持つ手すらプルプルと震えてしまう・・。
悲しかあーー!!
この体力の衰えよ!!
人は皆、例外なく老いる。そして、老いを感じてくると、それに抗えない事実を突きつけられる。
ワシはふと思ったのである。
『このまま体力の衰えを待つだけでよいのか・・。何か今しかできないことがあるのではないか・・。』
そう思った時に、ふと、ワシの脳裏によぎったことがある。
そうだ!!もう一度バイクに乗りたい!!まだ完全に体力がアウトになる前に、バイクにもう一度乗りたい!!
おそらく、あと5~6年だろう。元気でバイクに乗れるのは。
しかもせっかくだったら、大型のバイクに乗ってみたい。
ワシは10年くらい前までは400ccのバイクに乗っていたのだが、その時から大型のバイクに憧れをもっていた。1000ccクラスのアメリカンバイクにまたがって、ドコドコとエンジン音をたてながら、ゆっくりと風を切り、海沿いを走ってみたい。
だが、ワシは普通自動二輪の免許しか持っていないので、大型のバイクに乗るためには大型自動二輪の免許を取得せねばならない。
ちなみにこいつが、10年ほど前にワシの相棒であったバイク。HONDAのSHADOWという、400ccのバイクだ。
なかなかに可愛ゆ~いやつであったが、引っ越しをする際に屋根付きの駐輪場がなかったために、泣く泣くドナドナされていったのだ。
あ~る晴れた♪ひ~る下がり♬市場へ続~く道~♬
ドナドナされたバイクは今何処・・・。
写真を見返すと、さらにバイクに乗りたい熱が再燃してくる。
しかも大型バイクの免許をとるためには、わすかながらも体力が残っている今しかないように思えてくる。
あっつそう。お許しをいただけるわけね・・・。って!!
何ですとおおお!!
にわ子よ!!おめえもバイクの免許とりに行くってか!!
聞くところによると、にわ子もバイクに乗りたかったらしい。
こうして、アラカンのジジイとアラフィフのババアのバイク免許取得への挑戦が始まることになるのだ。
教習所へ入校手続き。
学校に行くのなんぞ、何年ぶり、いや、何十年ぶりであろうか。
何かしらんけど、めっちゃ緊張するやん!
しかも辺りを見渡すと、皆、若い人ばかり。ワシらのような年寄りは見当たらない。なんか・・・場違い・・・。
しかし、そんなことは言ってはいられない。そんなこと気にしてたら、ジジイとババアの挑戦は潰えてしまうのだ。
入校日が決まり、入校式。
やっぱり若い人ばかりだ・・・。うううう・・・、何だか・・・恥ずかちいぜえ。
入校式が終わり、いよいよ1時限目の教習だ。
教習所へ行くと・・・
おおおおお!!ちらほらとではあるが、ワシと同年代のジジイとおぼしき方が。何故か少し嬉しくなるのであった。やっぱりジジイであっても、バイクに乗りたいのだ。良き、良き。ともに夢をつかもうではないか!!
体力の差を思い知らされる。
ワシは大型自動二輪、にわ子は普通自動二輪の免許取得を目指す。
1時限目は・・・はあ~・・・。予測はしていたけど、最もやりたくなかった『倒れたバイクを起こす』授業。
とにかく重い。二百数十キロある大型バイクを倒れた状態から、起こさなければならない。
若いひとたちは「重~い。」とか言いながらも、わりとすんなりと起こしていく。
女子も、きゃ~とか、わ~とか言いながらも、わりと簡単に起こす。
すげえ・・・。若いって・・・すげえのである。
ワシはというと・・・な・・なんとか・・起こすが・・こ、こ、腰があああ!!
しばらく動けなんだ・・・。ううう・・・悲しきかな・・・。
かたや別のカリキュラムのにわ子。
まったくバイクに乗ったことがなく、しかも車もオートマ限定免許。
クラッチとは何ぞや??からスタート。初心者に立ちふさがる最初の関門である。
にわ子よ・・・。わかっちゃいたが・・・二人とも前途多難だぜ・・・。
ジジイとババアの挑戦は・・・先が長い・・・。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
さあ、これからどうなることでしょう・・・。さて、釣好大全九州では、ブログランキングに参加しております。よろしければ、下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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