
またしても強風により、魚釣りは断念・・・。
バイクでフラストレーションをはらそうじぇー。
う~ん・・・。ワシの日ごろの行いがヨロシクないのか・・・、やはり休日に向けての天候サイクルが良くない。雨は降らずとも、強風になる確率がかなり高く、そうなると磯に渡ることができないため、魚釣りは断念せざるをえない・・・。
フラストレーションがたまるぜえええ!!
そんなワシを見て、にわ子がにんまりとする。

おっしゃる通りである。が!、しかーしなのである。バイクは寒いじゃねえか!魚釣りの3倍くらい寒い。なにせ、冷たい風をもろに受けながら、何時間も走らねばならないのだ。それを考えると3倍じゃすまねえな、10倍くらい寒いかもしれん。
踏ん切りがつかずにもじもじしているワシを横面に、にわ子はライダーズジャケットを着込む。
これって・・・いわゆる・・・強制参加ってやつね・・・。
恋人の聖地、佐賀県唐津市鎮西町の波戸岬へ。
波戸岬は恋人の聖地と言われ、玄海国定公園内にあり、『日本渚百景』にも選ばれた景勝地である。
ワシらはここを目的地に定め、ツーリングにでかけることに。
『恋人の聖地』などとジジイとババアがロマンチックなことを言ってんじゃねえ!よと、読者諸氏は心で叫んでいることと思うが・・・ご心配なかれ。
ワシらの目的は・・・おおっと危ねえ、危ねえ。初っ端にネタバラシするところだった。ワシらの目的は後程登場するから。


まずは虹の松原を通り、唐津市内で腹ごしらえ。
腹が減っては戦はできぬってね。
にわ子が見つけた可愛らしくもどこか懐かしい店内の『檸檬樹』という喫茶店。


なんだか懐かしいだろ?
どことなく昭和の香が漂う。
このお店でのお目当ては

厚切りの食パンをくりぬいたものに、グラタンやドリアが詰め込まれたやつ。
まずビジュアルに圧倒されるのだが、そのお味は・・・


ワシは『カレードリア』、にわ子は『グラタン』を注文し、いざ実食!
カレードリアはスパイシイだけれども、辛さ控えめで食べやすい。ドリアもクリーミー&ボリューミーでとっても美味しくて大満足の一品であった。
お腹が満タンになれば、寒さ何てなんのその。
これで耐えられるぜえ!
一路、いざ恋人の聖地へ。

名護屋大橋を渡り、

波戸岬へ。
波戸岬の先端には(ちょうど写真の中央辺りに見える海に突き出た建物)、海中展望台なるものがある。
波戸岬には以前にも来たことがあるのだが、海中展望台には行ったことがない。
海中展望台とはその名の通り、海の中を見ることができる展望台だ。
ふれこみによると、玄界灘の様々な魚を観察できるというではないか。
ワシは行ったことがなかったので、めちゃくちゃ期待してたのだが・・・

展望室から見えるのは・・・チヌばっかり!
何百という魚が泳いでいるので、ぱっと見には壮観なのだが、そのほとんど、99%はチヌ。
色とりどりの魚が見れると期待していただけに・・・がっかりだぜええ!
これだけの数のチヌを見たのは初めてだったけれど、チヌだけってのは・・・ねえ・・・。
5分と居ずに出てきた。
波戸岬に来た真の目的。
恋人の聖地にきたのだから、ラブラブ夫婦デート・・・んなわけないわなあああ。
ワシらの真の目的は
当然といえば当然なのだが

『さざえのつぼ焼き』。
そう、こいつを食うために遠路はるばるやってきたのさ。博多にわ男とにわ子には食道楽しかないのだああ。


ここ波戸岬には、さざえのつぼ焼きを焼いてくれる小屋がずらりと並ぶ。
おばちゃんたちがひとつひとつ丁寧に焼いてくれるのだ。
本当ならばビールと一緒につぼ焼きを食いたいところであるが、残念ながらバイクなのでそういうわけにはいかない。ノンアルコールで我慢である。


甘辛い醬油味のタレで焼かれたさざえのつぼ焼きは絶品!
焼いてくれるおばちゃんとの会話もはずむってもんさ。
いいねえ、小屋で食べる海鮮。
目的のつぼ焼きを満喫して、ワシらは帰路についた。
恋人の聖地はつぼ焼きの聖地でもあった。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
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