恐怖体験!決して眠ることができないホテル・・・。

長崎県、ロマンあふれる『壱岐』釣行。

万全のかまえで前日入り。

長崎県の離島、『壱岐』。玄界灘に浮かぶ釣り人憧れの島である。博多港からはフェリーで2時間20分、佐賀県唐津の唐津東港からはフェリーでおよそ1時間40分である。

ここんところ、天候の悪循環で魚釣りに行けなかったワシは、どうしても魚が釣りたくて仕方がなかった。

しかるにワシは壱岐に魚釣りに行ったる!という暴挙に出たわけだ。

久々の魚釣りで、しかもその行先は壱岐。万全な体制で臨まねばならない。

ワシは壱岐へ釣行の前日に入り、完璧な睡眠をとって壱岐の磯へあがることにした。せっかく壱岐まで行くのだから完璧に体調を整えて魚釣りをしたいではないか。うししし・・・これでワシの勝利は確定したも同然なのだ。

壱岐の某ホテルにチェックイン。

事前に『じゃらん』でホテルを予約しておいたので、スムースにチェックイン。初めて宿泊するホテルであったが、港に近く、繁華街にも近かったためとても便利な立地条件であった。

壱岐の美味しい食事をすませ、ホテルに戻り、しばらくゆっくりとしてから明日に備えて早めの就寝。

渡船の出船が午前6時半だったので、港へは6時くらいに到着すれば良い。コンビニに寄ったり色々と買い物をしなければならないので、午前4時半に起床すればOKだ。

それでは・・・おやすみ・・・。

ギ・・・ギギギ・・・ギーーー・・・。

はっ!!な・・・なんだ・・・?このホテルの部屋に響き渡る不気味な音は・・・。

しかもこの音は・・隣のベッドで寝ているにわ子の方から聞こえる・・・。

いかん・・これはもしや・・・心霊現象ってやつか!怖えええよ!怖ええよおお!!

そうだ、気にしないことにしよう。こういう時は知らんふりするのが一番だ。気合で寝るばい!

ギ・・・ギギギ・・・ぎーー・・・。

ひえええ!!今度はワシのベッドから聞こえてくるーーー!怖ええよおおお!!

ってこれ・・・ワシやにわ子がベッドで寝がえりを打つ度に聞こえてくる。

そう、寝返りを打つ度にベッドがきしむ音なのだ。

いったいどんなベッドやねーーん!二人が寝返りを打つ度に強烈なきしみ音が鳴り響く。

よくよくベッドを観察してみると、超安っすい超細っそい鉄パイプのベッド。それに加えて超スプリングがダメダメなマットレス。人間がベッドの上で少し動く度に、ギシギシときしむ音が鳴り響くのである。

なしかあああ!!なしてこげなベッドを置くとなああああ!!

そりゃあ、ワシら夫婦は二人とも肥満児さ。それにしてもこのきしみ音は異常だろ。

読者諸氏、よ~く考えてみてほしい。宿泊先でのメインイベントは何か。それは安らかな睡眠である。ホテルに泊まって安らかな睡眠を得られないのは、メインイベントを奪っていると言って過言ではないのだ。

このきしみ音のおかげで、ワシとにわ子は夜中に10回以上目が覚めた。隣のベッドのきしみ音で目が覚め、自分のベッドのきしみ音で目が覚め、散々な目にあい、起床時間を迎えたのである。

まじ・・・最悪・・・。これって波乱の予兆なんかな・・・。

眠い目をこすりながら、いざ磯へ。

万全な体調で臨むつもりで前日入りしたっていうのに・・・、寝不足状態で磯にあがったワシら。

あがったのは『平島』という沖磯で、とても良いポイントだ。

ええええい、眠ることはできなかったが、ぜっかく船長が良い磯に上げてくれたのだから、バンバン釣って釣って釣りまくって、昨日のことは忘れ去ってやるのだー!

ご覧のとおり、足場も広くて、ワシらのような老体にはとても有難い釣り場。

優しい船長がワシらが険しい磯は危険だと察知してくれて、なおかつ、風裏に上げてくれたのだ。

もう何も不満はない。

あとはバンバン釣るだけさ!!ガハハハ!!まかせんかーーい!!

時間は・・・過ぎ行く・・・。

釣り始めて

1時間・・・

2時間・・・

な、な、なしかあああ!!

反応が全くない。特ににわ子には全く反応が無く、雑魚一匹すらかからない状況。

ワシはというと・・・

ドッカーーンと強烈な引きが4度襲ってきたのだが・・・4度とも根ずれしてハリス切れ・・・。

下手くそやん・・・。マジで、下手くそやんか・・・。ここ最近味わったことのない強烈な引きだったのに、魚の姿すら見ることなくバラしてやんの・・・。

ワシは完全にノックダウンである。と化したのだ。

4度のバラシのあとは・・・

外道のおチヌ様が1尾釣れただけ・・・。その他は、な~んにも、な~んにも釣れなかったのさ!

ワシは完全にやる気がなくなり、お片付け。

もうこうなったらホテルで眠れなかった分、磯で寝てやるのだ。

そんなこんなで、お片付けをしていると、今まで何にも釣れなかったにわ子が

マジか・・・。

40センチには届かなかったものの、39センチの立派なクロを釣り上げた!

見よ!このにわ子のドヤ顔・・・。

結局、チヌ1尾とにわ子のクロ1尾という、超貧果に終わったわけであるが、本命のクロを釣り上げたのはにわ子であるからして、ワシの敗北は明白。当然のごとく、このあと、しばらくにわ子からいじめられた・・・。

ただ言わせてくれ。

下手くそなのは認めざるをえないけれど、一番悪いのは、眠れなかったホテルだからな!

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

いやはや、ホテルでは本当にひどい目にあいました・・・。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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