長崎県平戸市、大崎の地磯釣行。

壱岐での貧果をリベンジするべく。

やってきましたよ。浜本釣りセンターさん。

前回の壱岐釣行では全く良いところがなかったワシ・・・。

いかんのである。

何故ならば、このままにわ子に勝ちをもらたしたままでは我が家の2025年度予算委員会において、予算審議の際に、にわ子は釣果での優位性を利用し、厳しい質疑とともに、ワシのお小遣い削減案を可決する可能性が高いからである。

マジで・・・いかーーーんのだ。これはワシにとっては死活問題。生き死にに直結するのである。

なんとしてもこのままの状態で予算委員会が開催されることを阻まねばならない。

ワシは浜本釣りセンターの船長に電話して、予約を入れた。

にわ子と勝負である!

大崎の地磯(高場の東隣)で勝負じゃ!

この日は海上にうねりが少し残っていた。加えて西寄りの風が少々強めに吹いていたため、船長のはからいで大崎の地磯(風裏)に上げてもらった。

わりと風は強いはずなのに、まったく風を感じない、完全な風裏だ。

う~ん、さすが船長。風とうねりを読み切って、良かところに上げてくれたばい。感謝、感謝。

夜明けとともに勝負開始。予算審議を前に死闘が始まるのである。

すると朝一番に、ワシを絶望の淵に追いやる出来事が。

ワシがまだ準備が完全に終わっていない状態で、一生懸命、老眼と闘いながら仕掛けを組んでいた時、にわ子の竿が大きくぶち曲がる!

なしかーーー!!

釣りの神様は非情である。

ワシは大きく曲がるにわ子の竿を見つめながら思いきり叫んでいた。

なしかーーー!!

竿のしなりからして、まあまあでかいと思われる。ワシは仕掛けを組む手を止めてタモ係と化す。

そしてにわ子が釣り上げた魚は

41センチのビッグサイズ!!

しかも、ド本命のクロ。なんやなんやー、壱岐に続き、そのドヤ顔はーー。マジでむかつくんやけど。

この時点でワシのお小遣い削減案はほぼ確実に可決される公算が高くなった。

やばいやんけ・・・。

しかもこの後、ワシも仕掛けづくりを終えてすぐに参戦したのであるが、釣り始めて2時間ほど、全く魚のあたりがない・・・。焦る心とは裏腹に、時間だけは刻一刻と過ぎていくのだ。

にわ子も朝一番でビッグな魚を釣り上げたが、その後の魚の反応がない。

う~ん・・・これは魚自体の数が少ないのかな・・・。

とにかく魚が居るタナをじっくりと探すしかない。にわ子が釣ったのだから、どこかに魚は居ると信じて。

そこで色々試して、仕掛けを変えて、最終的には5Bの負荷にハリスに3Gのくち錘を打って、タナは竿1本半まで深くした。

これがドンピシャはまったらしく

ガハハハ!!

やっちまったぜええ!!

47センチのビッグフィッシュ!!ド本命クロちゃんのデッカイやつ釣っちまったやんーー!!

ドンと仕掛けを沈めて、深いタナ。これが潮の早い流れと撒き餌の沈下速度が合って、うまいこと撒き餌と付け餌が深いタナで同調したようだ。

仕掛けが合えばこっちのもんである。

この後は単発ではあったが、37センチ、38センチと良型のクロを追加できた。30センチクラスはぽつぽつと釣れていたのだが、何と贅沢なことに、これらはリリース。大盤振る舞いである。

一方にわ子は

辛抱強く釣り続けていたが、朝一番に釣って以来、なかなか魚からの反応がない。

粘った末に釣ったのは

おチヌ様

そのサイズは何と52センチ!

しかしこの魚は我が家の予算委員会ではノーカウント。何故ならば本命の魚ではないからだ。

したがって、このおチヌ様はリリース。海にお帰りいただいた。

結果発表~!

リリースしたクロとチヌを除き、持ち帰りは

にわ子:1尾(41センチ)

にわ男:3尾(47センチ、37センチ、38センチ)

ワシの勝利じゃあ!!これで予算委員会の審議にも望みがでてきた。前回と合わせて勝負は5分と5分。お小遣いの増額は望めないが、現状維持交渉はできそうである。

春の兆しとともに魚を食べる。

魚が釣れれば、あとは美味しく食べるだけである。

山の方に少し目をやれば、春の足音が聞こえてくる。

『ふきのとう』と『ゆきのした』が生えていたので採取。

こいつを天ぷらでいただく。

ふきのとうはほんのりとした苦みに、豊かな独特の香り。今の時期しか食べられないので、貴重な食材である。

ゆきのした自体はあまり味はしないけれど、肉厚の葉は、これまた旬のものである。

そして今回釣り上げた魚は

まずはお刺身。

皮と身の間にたっぷりと脂がのっていて、甘くて最高に美味い!

今回釣った4尾のうち、3尾はクチブトだったけど、どれもが腹の中にでっかい白子と真子を蓄えていた。(どおりで重いはずである)

なので、お腹側の身はペラペラであまり美味しくないだろうなあと思っていたのだが、背身のほうにはしっかりと脂がのっていて、予想外に美味かった。

で、その白子、真子、そして肝を煮付けたのがこちら

もうこれが美味いのなんのって、なんとも表現がし難いほど美味かった。

これだけで日本酒が無限に飲めるでーー。ガハハ!!

前にも一度ブログに書いたことがあると思うけど、クロの肝、マジで美味いよ。

鶏の肝ほどクセはないのにクリーミーな口当たりで、何とも深い味わいがあるのだよ。これ、釣り人しか味わうことができない極上のご馳走だと思う。白子は言わずもがな、濃厚でクリーミー、絶品の肴である、真子は日本酒というよりはビールのおともかな。

とにかく、海の幸と山の幸で、良い酒宴だったぞお!!

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

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