
博多の夏本番を知らせる節目。
博多祇園山笠が、15日の早朝、クライマックスである追い山笠を終え、幕を閉じた。例年、山笠が終わると、博多の梅雨明け、つまり、夏本番という感じになる。ただし、今年は梅雨明けが早く、追い山が終わる前に、既に夏本番に突入している。
ワシも20年くらい前に、2年続けて山笠に参加させてもらったことがある。2年目に、足の親指の生爪をはがして、あまりの痛さに、翌年からやめてしまった・・・。そう、ワシは根性無しなのである。
その根性無しは、還暦前の今になっても変わらず、灼熱の夏に、段々と釣りに行けない体になってしまった。だって・・・暑いんやもん・・・。しゃあないやんか・・・。
根性の塊、釣友。
ワシは根性無しであるが、釣友はなかなかの魂の持ち主が多い。
ワシの師匠なんかは、仕事終わりに、ほぼ睡眠をとることなく夜中に磯にあがり、翌日のお昼まで魚釣りをする強者である。
先週末も平戸の磯にあがり、めっちゃ魚を釣っていた。
師匠、写真をお借りします。

美味しそうなイサキがたくさん!!イサキは美味いんだよなあ。刺身で良し、塩焼きでも良し。白身でくせがなくて、夏の美味い魚の代表だ。青と黄色の綺麗な魚が見えるけど、こいつは、『タカベ』という魚。スーパーなんかで見ることは、ないな。しかし、こいつも抜群に美味い。身と皮の間に、激旨な脂をたっぷりと蓄えていて、これも刺身で良し、塩焼きでも良しの、最高に美味い魚である。あとは、クロの姿も見えますな。さすがは師匠、多魚種の魚を大漁である。
それから、もうひとりの強者は、釣友のW氏。
W氏は船に乗って、夜炊きイカに行っていた。
ワシ・・・船に乗りきらないので、すげえと思う。ワシは釣り師のはしくれでありながら、船に乗ると、口からキラキラを出してしまう・・・。渡船は走ってるから大丈夫なんだけど、遊漁船は止まったときに揺れるから、まったくもってダメなのだ。
横揺れし始めると、10分ともたずに、キラキラ星である。
しかも、夜とはいえ、暑いはずだ。
そんな中で、イカ釣りに行くのだから、W氏もすげえと言わざるをえない。
釣果は20杯くらいだったらしいのだが(ご本人は100杯を目標にしていたようだ)、その20杯の中から、なんと4杯もおすそ分けをいただいた。
有難いことである。
博多家の食卓は、皆さまのいただきもので成り立っております(笑)
釣りに行ってもいないのに、新鮮なイカが食える!こんなことがあってもよいのだろうか。なんだがバチがあたりそうだ。
ほんでもって、いただいたイカで作ったのが

イカとジャガイモの煮物。
甘辛い味付けが、焼酎爆飲みへといざなう。これ食べながら、焼酎を飲んだら、マジで止まらんぜ。ガハハ!!
W氏、有難う。魚釣りに行かない釣り師の食卓に、新鮮な魚介があがりました。感謝。
あれ??
そういえば・・・
師匠から、魚のおすそ分け、いただいてない・・・なあ・・・。って、冗談ですよ、師匠。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
こう暑くては、釣りも厳しいっすね・・・。さて、釣好大全九州では、ブログランキングに参加させていただいております。よろしければ、下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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