ホセ・ニワオ・ヘルナンデスの弟子、ガブリエラ・ニワコ・ロペス。

タコスが食べたくて。

ガブリエラの店を突撃。

先日チリコンカンを食ったら、メキシコ料理への情熱が噴出してしまったワシ。

今度はタコスなんぞを食べたくなった。

そこで、先日のホセ・ニワオ・ヘルナンデス氏の下で10年の修業を積んだ、弟子のガブリエラ・ニワコ・ロペスの店を訪ねた。

ガブリエラはホセの店から独立した、女主人である。

ガブリエラ・ニワコ・ロペスはメキシコ人にもかかわらず、とうもろこしアレルギーという、なんともメキシコ料理人としては致命的な弱点をもつ。

なんたって、トルティーヤが食べられないのだから。

オオマイガーーッツ!

トルティーヤを食べることができない料理人がいったいどんなタコスを作るのか・・・。

まずはガブリエラシェフが作る、サルサメヒカーナ。

材料は、玉ねぎ、プチトマト、青唐辛子、そしてセロリのみじん切り。

通常であれば、セロリではなくて、パクチーのみじん切りを入れるのだが、ガブリエラシェフはパクチーが苦手である。ここでもメキシコ料理人としての致命傷が。

にわ男
何故、パクチーが食べられないの?

すると、ガブリエラシェフはこう答えた。

ガブリエラ・ニワコ・ロペス
アレハ、カメムシのニオイヨ~。クサイクサイ。

な・・・なんとも日本人的感性である。

だから、パクチーの代わりにセロリを入れちゃうのだ。

そして、メヒカーナの味付けは、シンプルにライムの搾り汁、塩麴、ブラックペッパーのみ。

あとは素材の味で勝負。

そしてサルサメヒカーナとともに、アクセントとなるチーズソースも作る。

このチーズソースはホワイトソースにチーズを溶かし込んだものだ。

おおお!!

これはまさに、カロリー爆弾。美味そうである。

次にタコスの具。

牛肉、ベーコン、鶏肉の三種を用意するガブリエラシェフ。

牛肉を炒める際には、何故か日本のキャンパーご用達の『黒瀬スパイス』を加えていた。

さあ、ここからがガブリエラシェフの面白いところ。

とうもろこしアレルギーでトルティーヤを食べることができないシェフが、どうやってタコスの皮を作るのか。

ここでは恐ろしい技が待っていた。

なんと、10枚切りにされた食パンの耳を切り取り、それをフライパンで押しつぶしながらこんがりと焼いているではないか!

なんとも、ナイスアイディアである。

なかなか美味そうなトルティーヤもどきではないか。

それでは早速いただいてみよう。

この店では、ここから先は全てセルフサービス。

自分で巻いて、食うというスタイル。

う・・・美味めえーー!!

マジで美味めえぞ!!

サルサメヒカーナの野菜の爽やかさに青唐辛子の強烈な辛味、牛肉にまとわりついた、スパイスの風味、そしてチーズソースのコクと塩気が混然一体となり、まさに美味!!

さらには、トルティーヤの代用品の食パンは表面がカリカリで、中はしっとりの食感。

これは普通のソフトタコスよりもはるかにこちらの方が美味い気がする。

やるな・・・ガブリエラ・ニワコ・ロペス・・・。

これはタコス革命かもしれんな。

うんうん、シェフがとうもろこしアレルギーで良かったぞ。

またまた、本日も・・・無限ビールの沼にはまってしまった・・・。

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

トルティーヤはもそもそしているので、ちょっと苦手だったのですが、これだといけます!さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のボタンをクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

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