長崎県平戸市『真立島』釣行の続々編。
にわ子、燃える!
同行のW氏は好釣果。
さてさて、にわ子はどうかな・・・。
燃えてまんがな~!!
気合十分だな。
竿も大物用の竿だ。
ルアーフィッシングのにわ子は、根魚や青物を狙っている。
あわよくば、海のスプリンター、『ヒラマサ』を釣ろうなどと、大それたことを考えているのだ。
ヒラマサだったら、一匹釣れれば、優勝にしてやるぞ、にわ子!
一気に主人公に躍り出るのだ。
あまりの気合に殺気がほとばしり、少し離れて釣りをしていたW氏も、その殺気を感じ取っている。
あまりの殺気に、W氏は振り返ることもできない。
そんなに殺気立っていては、魚も寄り付かなくなるんじゃないか?
大丈夫か?
あたりはボチボチとくるものの。
海の海底付近を丹念に探るにわ子。
あたりはボチボチくる。
しかしそれは狙っている、アカハタやアコウといった高級根魚ではなく
アラカブ(カサゴ)ばかり。
それでもなかなか良いサイズだったので、刺身や煮つけにして美味しいそうだ。
するとにわ子は・・・
ほお~、なかなか釣師ではないか。
よかろう。
でかい高級魚を釣ってもらおうではないか。
しかしアラカブ(カサゴ)以外なかなか釣れない。
かなり粘り強く釣っていたにわ子だが、アラカブ以外の魚がなかなか釣れない。
そこでにわ子は釣るポイントを変える。
どんどん変える。
竿一本ですぐに移動できるのが、ルアーフィッシングの強みだ。
ぶつぶつ言いながら移動を続けるにわ子。
その時である!!
にわ子が
何か叫んでいる。
見ると
おおおおお!!!
竿がぶち曲がり、リールのドラグがジーーーーッツと鳴っている!!
明らかに超大物のあたりだ!!
しかもこの魚の走り具合・・・
間違いない!
海のスプリンターヒラマサの走りではないか!!
魚の走りに体で竿を支えて耐えるにわ子。
ワシはタモ網を持ってにわ子のところへ走ろうとした。その時・・・
竿のしなりが一気になくなった。
ラインがぶち切られた・・・。
な・な・なんということ・・・。
この魚をあげていれば、間違いなく、おめえの優勝だったぞ、にわ子。
惜しい、実に惜しい。
逃げた魚はでかいというが、あの引きはマジでデカかったぞ。
ここでにわ子の生命力が尽きた・・・。
そして二度と立ち上がることはなかったのだ・・・。
大物を逃したショックは大きく、にわ子は波間に白く燃え尽きたのであった。
マジで白くなっとるやないかああい!!
ご苦労であった、にわ子。
次こそは大物を期待しておるぞ。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
惜しかったなあ。あんなすごいあたりは目の前で見たのは初めてだ。次は大物を!!頑張れにわ子!さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のボタンをクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
にほんブログ村