毎年恒例の商売繁盛祈願。
ところが・・・。
1月8日から1月11日にかけて開催される十日恵比須神社の正月大祭。
福岡市博多区東公園にあるこの神社に、ワシは毎年お参りに行くのだ。
1月8日は祭日だったので、初日に行こうと思い出かけたのだが・・・すんげえ人!人!!人!!!
参道どころか一般道のはるか先までお参りの人が並んでいる。
神社までの推定到着時間は・・・おそらく3~4時間・・・。こんなに並んでいるのは今まで見たことがない。
嫌じゃあああ!!嫌じゃああ!!神様にご挨拶をするとはいえ、こんなに並ぶのは嫌じゃあああ!!
ってことで、この日はあっさりと諦めて帰宅。
次の日のおそらくそんなに混んでないであろうと予測した時間に再チャレンジ。
それでも長い、長い参道はこの混雑。
まあ、前日よりはましか・・・。と意を決して最後尾に並ぶ。
はあ・・・昨日よりははるかに少ないとはいえ、到着するまでに1時間半はかかるだろうなあ・・・。
ワシ、行列苦手なんよ・・・。
だって・・・腹が減るやーーん!!
そう、ただ単に行列に並んでいるのは、強烈に腹が減るのだ。
しかるに、普段ならば絶対に買ったりしない、1本600円も700円もする焼き鳥なんかも衝動買いしてしまう。
「んんん??何々??和牛の串だと??」
和牛って書いてあるけど・・・たぶん・・・いや、絶対に違うと思う・・・。でも腹が減っているので、和牛だと思い込み(思い込みはこのようなとき、とても重要である。)
「和牛ください!」
と注文してしまう。
何だか怪しげな妙に形の整った和牛ステーキと銘打った品を、兄ちゃんが気持ち程度にコンロで炙る。
そして・・・何と・・・何とだよ!!串を丸ごとツボに入った液体にドボンと浸した。
な・な・何なんだ、この液体は・・・。焼き鳥のタレにしちゃあ、少々色が違うようだが・・・。
べっとりと謎の液体をまとった、自称「和牛の串」が手渡される。
怖えええ・・。怖えええよ・・・。このべっとりした粘度のあるタレは何なのさ・・・。
おそるおそる食ってみる。
かあああ!!濃い過ぎるううう!!液体の正体は焼肉のタレ。それがこれでもか!!っていうくらいべっとりとついているもんだから、肉の味なんて全くしない。タレを食ってる感じ。
これは・・・きっとワシを高血圧で抹殺しようとする暗殺計画なんじゃないか・・・。
初っ端からかまされてしまった。
まあ、お祭りの屋台で決して絶品は期待していないが、せめて食べられるものを出してくれよーー。ぐすん・・。
そんな失意のワシであったが、9日は『徒歩参り』といって、博多券番の芸妓さんの行列がある。串は美味しっくなかったけれど、芸妓さんを見て気分転換じゃ。
???おや~ん??
これは・・・昔のお姉さん方では(失礼!)・・・。
これよ、これ、これ!!こうでなくっちゃ。
お姉さま方の行列を見物し、少し気をよくしたワシは、何とか神社の入り口まで行列を耐えたのだ。
しっかし、この人ごみ・・・。酔うなあ・・・。人に酔ってしまう・・・。
いつものように参拝を終え、福引を引いて、お札と縁起物を購入。
よしゃ!!これでお参りは終わり!!
ああああ、腹が減ったあああ!!(ワシの胃は懲りない胃なのである。)もう1時間ほど前の焼肉のタレまみれの串のことはすっかり頭から消えている。
食うばい!!
意気揚々と焼きそば店へ。
さあ食うばい!!とひと口・・・。薄い。味がない・・。うっすうすやなこれ!!まあ、麵本来の味と言えばそればでであるが、ソースが効いてなくてめちゃ味がない・・・。
そしてワシは衝撃の発言を耳にする。
「これ、不味いな!」
その声の方を見ると、何と焼きそばを焼いていた兄ちゃんであった。小声ではあったが、ワシは聞き逃さなかった。
もう、勘弁してくれよーー。そりゃ、自分で不味いと思うものは、お客さんも不味いさ・・・。しかし、衝撃である。ワシはがっかりして、食べるのもそこそこに店を出る。
その後、鶏とバラの串を半分ずつ食べて、この日のお祭りは終了~。昔はもっと屋台も美味かったような気もするんだがなあ・・・。
そしてまだまだ新年の不幸は続く。
帰宅後。
夜、ワシの体に異変が!
ギュルギュルギュル~~~・・・。
猛烈な腹痛と下痢・・・。きっと何かにあたったんだな・・・。
同じものを食ったにわ子は全く平気なのに、ワシだけギュルギュルギュル~~~・・・。
ワシ・・・デリケートやけん・・・。
こうして新年早々、ワシは厄を体外に排出したのであった。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
お参りに行ってお腹を壊しては何にもなりませんなあ・・。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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