波乱の幕開け。
心より・・。
読者諸氏、遅ればせながら、明けましておめでとう!!
2024年は元旦から波乱の幕開け。北陸地方での大地震。そして日航機と海保機との衝突事故。
多くの被害にあわれた方、そして中にはお亡くなりになった方・・・本当に心からお見舞いとお悔やみを申し上げたい・・・。
暗いニュースばかりが飛び込んできた年の初めであったが、暗い話ばかりしても気分があがらないので、本日は読者諸氏に幸せと奇蹟のおすそ分けをしたいと思う。
福岡県随一のパワースポット
ワシが福岡県内で随一のパワースポットと信じているのが、福岡県朝倉市杷木にある『香山昇龍大観音』様である。
毎年、年の初めに一年の幸運を願い、年末に一年の無事を感謝してお参りに行くのだ。だから、いつもは年に2回ほどしかお参りには行かないのだが、2023年は幾度となく、昇龍観音様へ足を運んだ。この理由については後程話しをするとして、まずはこの香山昇龍大観音様の紹介をしたい。
まずはお参りをする前に、手水で身を清める。この手水は『金香水』と呼ばれ、もともと金脈があったこの山からの水で、大変ご利益のある水だそうだ。
これだけで何だか開運気分だろ。ガハハハ!!
おっと、いつもはおふざけ全開のこのブログであるが、今回ばかりはおふざけ封印だ。うんうん・・。
さて、身を清めたら100円を支払い、お線香を購入する。ま、入場料みたいなもんだな。
このお線香にも何やら意味があるそうだが、ワシはそこまで詳しくないのであしからず・・・。
線香が燃え尽きると、文字が浮かび上がってくるのだが、それに意味があるそうな・・・。
そしてお線香をあげ終わると、正面に昇龍大観音様の姿がお目見えである。
お賽銭をして、鐘を鳴らして手を合わせる。
それから左回りに2周お参りをするのだ。
途中に生まれ干支毎に御守本尊様がまつられており、その御守本尊様にお参りをする。ワシは未年なので、御守本尊は『大日如来』様である。
御守本尊様にお参りを済ませると、段々と昇龍大観音様に近づいてくる。
梵鐘を一突きして昇龍大観音様の前に立つ。
下から観音像を見上げると、得も言われぬパワーを感じることができるぞ。
ここで手を合わせ、お願い事や感謝をするのである。
これを2周繰り返し、お参りは終了。
ここからが本題。
それでは何故、ワシが昇龍大観音様に2023年は幾度となくお参りをし、そして福岡随一のパワースポットであると信じているのか・・・。そのお話しをしよう。ここからが幸せと奇蹟のおすそ分けの話しだ。
実は2023年はワシにとってとても気が滅入る一年であった。
というのも、ワシの実弟にガンが見つかったのだ。それもステージ4のほぼ末期。弟はひとり身なので、病院からの説明はワシが付き添った。しかもこのガンがやっかいで、『腺様嚢胞がん』とかいう、珍しい種類のガンらしく、神経組織に沿って進行するやつだ。発症部位は顔の口腔内。眼底の骨組織や上顎の骨組織まで広がっており、既に骨が溶け始めている状態であった・・・。手術で全切除するしか方法はないと主治医は言う。しかしかなり広範囲にガンが進行しており、手術で眼底の骨から脳の入り口部分の骨、そして顔半分の上顎を全部取り除かなければならないと言うではないか。考えただけでもぞっとする。しかし、それしか助かる方法はないと言う。何故なら、この種類のガンは放射線や抗がん剤が効きにくいのだそうだ。だがだ・・・。顔半分の約3分の1を骨ごと切除するなんて・・・。弟は怖かったし、めちゃくちゃ不安だったに違いない・・。でも、それしか助かる道がないのならば・・・。
葛藤のあげく、手術をすることに。約2週間後に手術日が決まり、手術前の検査。
ここが今思えば1回目の奇蹟。検査結果で肝臓の数値が悪く(不安で酒を飲み続けたのだ)、予定通りの手術ができないという。予定が約1ヶ月延びた。
そして再び1ヶ月後に手術前の検査。ここで再びワシらは愕然とすることになる。が、今思えばこれが2回目の奇蹟なのだが。
何と、この1ヶ月でガンが進行しており、手術が不能なまでに広がっているというではないか・・・。手術もできない・・・どうすれば・・・。ワシらはセカンドオピニオンを求め、大学病院へ。大学病院での検査の結果、やはりかなりガンは進行しており、手術は容易ではないという。しかし、ここでならば不可能ではないとのこと。またしても選択が求められる。
ここで今思えば・・・の3回目の奇蹟。
弟の出した答えは・・・。「成功するかどうかわからない手術で半顔の3分の1を切るより、放射線と抗がん剤で治療をしたい。たとえこれで寿命が縮まったとしても、そっちの方がいいよ・・・。」だ。
本人の決断なのだから、ワシは何も言えない。
結果、手術は諦め、少しでも延命できるかもしれないという思いで、放射線治療と抗がん剤治療が始まった。
ワシとにわ子は何かにすがる思いで、毎日、昇龍大観音様のお札をまつった神棚と亡くなった親父を含めたご先祖様に祈った。まあ、これくらいしかできないってのもあったのだが・・・。
2ヶ月に及ぶ苦しい放射線治療と抗がん剤治療。上半分の歯は抜歯され、口の中は放射線や抗がん剤の影響で口内炎だらけ。物が食べられない状態。それでもひと通りの治療が終え、治療後の検査。
ここからが最大の奇蹟!!
放射線や抗がん剤が効きにくく、治療効果は期待できないと主治医からは言われていた。
ところが!!である!!
ガンがどうも見当たらないと言うではないか!!
その後、CT検査を行ったのであるが、ガンがやはり見あたらず、しかも治療前のCT検査で溶けてなくなってしまっていた、ガンに侵された骨も、一部再生の兆しがあるという。
これを奇蹟と言わず何と言うのか!!
主治医も、「こんなのは見たことがない。」と。
むろん、まだまだ安心はできず、転移や再発の可能性はある。しかし、こんなことがあるのか。後で聞くと、放射線治療を行ってくれた先生は、その道ではかなり有名な方らしく、全国から先生の治療を求めてやってくるらしい。
ワシはこの奇蹟に対し、すかさず昇龍大観音様にお礼のお参りに行った。
「有難うございます。弟を助けてくださって、本当に有難うございます。」
きっと、手術が延期になったのも、手術が不能になったのも、そして効かないといわれていた放射線治療、抗がん剤治療を選択したのも、何かの導きだったような気がしてならない。
そして2024年、年の初めに昇龍大観音様へお参りに。
「今年もどうぞ、一年皆が幸せでくらせますように・・・。」
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
だいぶん端折って書きましたが、少しでも年の初めにみなさんへ奇蹟のおすそ分けです。今年一年皆様に幸運が訪れますように!さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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