さあて、下処理が終わった魚、どんな風に食べるかな。
ひと品目は”クロのカルパッチョ しそ風味”
釣った日から二日ほど経っていたが、血抜きをし、神経締めした魚は、まだまだ新鮮そのもの。
三枚におろした際、クロの身の透明度をみると、血抜きのおかげで身に血がまわっていないことがわかる。
独特の臭みが全くなく、こりゃあ刺身が最高だな。
というわけで、ひと品目は”カルパッチョ”にすることに決めた。
しゃれとんしゃああ~。
ううーん、皿が燃えとりますなあ。
しそ風味のオリーブオイルにレモンの酸味。
カイワレのほのかな辛味とあいまって、クロの甘みが際立つ。
もちろん、こいつにあうのは・・・
そして、コイツもあう。
うんうん、いいねえ。
これが釣りの後の楽しみやねえ。
そして、もうひと品。”クロの炙り丼”
クロの美味しさの秘密。
それは皮と身の間に存在する、なんともいえぬ甘い脂。
こいつを余すとこなく食すには、炙りが一番。
クロを三枚におろした後、サクにとり、皮をバーナーで炙ったら氷水でしめる。
香ばしくて甘くて、最高ばい!
米粒にいく前に、炙り身をつまんで、刺身醤油つけてパクリ。
ほんでもって、これや!
ひやだな。ひや。
熱燗よりもひやが良い。
堪能したぜ。クロ様に感謝。