釣り道場「蓋井島」で実釣開始。しかし、忍耐勝負に・・。
見えないシモリに博多にわ子は苦戦。
山口県下関市の蓋井島。
いよいよ実釣開始である。
博多にわ子は、ココ「水瀬」にてショアジギングに挑む。
狙うは美味しい根魚さんである。
ジグヘッドにワームをつけて投げ込む。
ところが、第一投目から根がかり・・・。
どうやら、目には見えないが、海中には多くのシモリが点在しているようで、かなり苦戦しそうだ。
何投か投げるごとに根がかりを連発している。
この道場、ジギングにも厳しい難題を課してくる。
この根がかりを回避しつつ、シモリに潜むお魚さんにコンタクトしなければならない。
ワシには無理だ・・・。
一発で心が折れる状況。
しかし、にわ子はなかなか根性がある。
根がかりを連発しながらも、懸命に釣りを続けている。
あっぱれである。
でも・・・
いくら辛抱強いにわ子でも、この状況ならば心が折れそうである。
それでも何チャラノットとかいうやつでリーダーを結び直し、仕掛けを作り直している。
忍耐勝負になっとる。
魚が釣れるのが先か、にわ子の心がブチ折れるのが先か・・・。
その後、にわ子は何かに憑りつかれたように、仕掛けを作り直しては、ぶん投げる。
にわ子さん・・・
怖いよ・・・
投げ方に怒りが満ちてまっせ・・・。
気持ちはわかるけど。
見ないふり・・・しとこ・・・。
ジグを失くしても
ラインブレイクしても
根魚からのコンタクトはない。
シャクリにも段々と元気がなくなってくるにわ子。
もう今日はダメかな、そんな雰囲気が漂い始めた頃、やっとお魚さんからのコンタクトがにわ子に訪れる。
ツンツンとワームを何かがかじってる。
竿にも魚がのった感触が伝わる。
な・何かな??
ち・ち・ちっちゃい・・・。
小さいぞ!
それじゃあ、煮付けもできんぞ。
あ、
こんなこと言ったらにわ子に殺される。
釣師として大事な腕をへし折られてしまう・・・。
ごめんなさい。
小さいなんて申しません・・・。
ちょっとインチキして、魚を大きくしといたから、許してくれ、にわ子。
しかし、ジギングにはかなり難しい磯だな。
海底の起伏が激しいようだ。
まあ、坊主ではなかったので、良かったではないか。
かくして、蓋井島でのショアジギングは、撃沈したのであった。
ご苦労!
博多にわ子。
こうやって一歩ずつ名手の道へとつながっていくのだよ。
頑張れ博多にわ子!
めげるな、博多にわ子!
ジギングの道のりはまだまだ先に続くぞ。