長崎県平戸市の阿値賀島釣行、続々編。
イスズミに散った博多にわ男に対し、博多にわ子やいかに。
イスズミとの格闘に体力気力ともに失せた博多にわ男。
立ち直りには少々時間を要する。
そこで一旦、にわ子の様子をお届け。
前編でもふれたが、この日はとにかく磯が混雑。
次々に、入れ替わりの釣り人が場所取りのために磯に上がってくる。
しかし、この場所取りの釣り人・・・。
入れ替わりの時間がくるまでの半日、どうするんだろう・・・。
何もすることなかろうに・・・。
しかもワシらの後ろでず~っとこちらを見てるもんだから、なんだかやりにくい。
トーナメントじゃあないんやから、ちょっとかんべんしてほしいなあ・・。
各々の渡船屋で話し合って、順番決めるとか、何かルール決めればいいのに。
狭いエリアに多数の釣り人で、にわ子は釣りにくそう。
隣の磯の釣り人のウキがにわ子の前まで流れてくるもんだから、ルアー釣りのにわ子は釣りずらい様子。
隣と絡まってしまうのが必至であるからだ。
そこで、ヤル気の失せたワシと釣座を交代。
にわ子のヤル気スイッチがオンになる。
さてさて、どんな釣りを展開してくれるのか。
こらーーー!!
またそんな物騒なものもちやがって。
そんなもんぶっぱなしたら危なかろうもん!!
豪快に沖の潮目に向けてワームをぶん投げる。
いい感じで潮も流れてるよ!
思い切り遠投して・・・
やっぱり乱射かよ~!!
アカンって言うてるやろ。
ってそんなアホなことをやっていると・・・
うそ!!!
マジで!!
竿が曲がっとるやーーーん!
冗談みたいなホントの話。
釣座をにわ子に譲って、開始早々のヒット。
こんなことがあるや・・・。
すげえ。
しかも、なかなかいい感じで竿が曲がっとる。
良型であることは間違いなさそうだ。
こうなると当然、ワシは・・・タモ係・・・。
ヤバイ。
ヤバイ展開である。
こうなるとにわ子のドヤ顔が脳裏に浮かぶ。
ワシの立場が一段と弱くなる・・・。
ほらあ!
めっちゃ、ドヤってるやん。
わかっとるよ、わかっとる。
君の心の声が。
こんな感じやろ。
まあしかし、高級魚やからな。
ドヤ顔も許そう。
参ったよ・・・にわ子。