神浦の街並みに溶け込む宿。
宿『せの川』
おやおや~・・今回は書き出しがなかなか真面目ではないか。
一回くらいは旅雑誌の記者みたく、抒情的に書いてみるかな、ふふふふふ・・・。(無理、無理。)
ま、とにかく、一日目の魚釣りを終えて、宿についた博多にわ男一行。
しぶ~い街並みの一角にその宿はあった。
ここ神浦地区は江戸時代に捕鯨の町として栄えたようである。
江戸、明治、大正の時代に建てられた建築物が現存し、その美しく、懐かしい街並みを今に伝えている。
その一角に宿『せの川』はある。
この、せの川の建物も、江戸時代に建てられたもので、それをリノベーションして宿にしたものだ。
部屋の中の柱の傷や、ところどころに見える梁に歴史が刻まれている。
どこか懐かしい香りがする宿である。
宿にチェックインするために建物に入ると、気の良さそうな主人が笑顔で迎えてくれる。
2016年にオープンしたそうであるが、最低限のリフォームにとどめている感じだ。
一階に部屋が整えてあり、共同トイレ、共同風呂、そしてキッチンが完備されている。
部屋にはテレビやエアコンも設置されており、素泊まり3500円という宿泊料を考えると、十分すぎる設備である。
食事に関しては、キッチンを利用して自分たちで簡単な食事を作るか、仕出し弁当を予約しておくかの選択となる。
釣りをしたあとに、自炊をするのは少々くたびれるので、我々は仕出し弁当を予約しておいた。
ただ、キッチンには電子レンジやガスコンロもあるので、ある程度仕込みをした材料を持ち込んで料理をするのも楽しいかもしれない。
ワシが頼んでおいた仕出し弁当がこちら。
十分でしょ。
ビールは持ち込んでいたので、こいつを肴に十分飲める。
刺身はぶっちゃけ、小骨が処理されていなかったので、少し残念な感じであったが、その他は味も良く、ビールのつまみには申し分なかった。
そして寝床は
こんな感じ。
十分、十分。
ただひとつご注意を。
お風呂場に備え付けられているボディソープとシャンプーは超ウスウスに希釈されているので、携帯用のシャンプーは持参しておいたほうが無難だ。
しかし、こういった古民家で酒を飲んでゴロっと寝てしまうのは、ある意味贅沢かもしれん。
ワシはとても熟睡できた。
あとは、宿の周辺に飲食できる店があれば最高なんだけどな。
まあ、それこそ贅沢か・・・。
これで良しとせねばな。
それでは翌朝も早いので、これにて就寝。
あ、
今気が付いたが、今回はおふざけなしで書けた。
やればできるやん、にわ男!
って、これがいかんのよ。
それでは、次回、的山大島最終日、お楽しみに。