海の中道にある大岳海岸は巨大な砂州の一部。
風神様が豪快にロットを振りぬく!
釣友の『風神様』より釣果情報が届いた。
何度もブログには登場していただいているが、改めてご紹介。
この方と一緒に釣行すると、何故か暴風と大雨に見舞われるという不思議かつ強力な神通力をもつ男である。彼のことを『爆風呼男』さんと呼ぶ釣友もいる。風と雨を自由自在に操り、楽しいはずの釣行を苦行へと導く、並外れた能力の持ち主なのだ。
その風神様が訪れたのは、福岡市東区にある海の中道。
その中の大岳海岸というサーフである。
大岳海岸がある海の中道は、『委奴国王』の金印発見場所で知られる志賀島と九州本土をつなぐ巨大な砂州である。全長はおよそ8kmにもおよぶとか。
海の中道の中には、マリンワールド(水族館)や海浜公園などのレジャースポットがあり、市民の憩いの場となっている。
大岳海岸はこんな感じ。
砂州でできたエリアであるため、当然砂地。
従って、投げ釣りでは、冬にはカレイ、夏にはキスと、サーフファンにはたまらないエリアなのだ。
しかも広くて気持ちが良い。
コロナ渦で、ずーーっと魚釣りを自粛していた風神様にとっては、久しぶりの海!なのだ。
もちろん、狙いはサーフの女王、シロギス。
シロギスは美しいフォルム同様、その身も美しい白身で、とても旨味がある魚だ。
一般的にはシロギスを食す調理方法として、天ぷらが代名詞のように思い浮かべられるが、実は刺身でとても美味しい魚なのだ。シロギスの刺身は釣り人の大特権だな。
それでは風神様の釣果をみてみよう。
おお!
沢山釣れてるねえ。さすが、風神様。投げ釣りのテクニックもたいしたものだ。
しかも綺麗におろして、几帳面な?性格がにじみでてますなあ。
こんな感じで捌いたってことは、天ぷらとビールですな。
風神様のご機嫌な表情が見えますぞ。
釣り初心者にもサーフでの投げ釣りはお勧め。
釣りを始めたいなんて思っている方にも、チョイ投げで釣れるキス釣りはお勧めである。
なにせ、仕掛けも超簡単。(まあ、競技に出るような方はすんごい仕掛けを自作したりしてるけど・・)
全て市販の仕掛けで十分。
竿やリールも最初は折れたり壊したりするので、あらかじめセットになっているようなもので十分。
餌をキスの近くまで届けることができれば良いのだから。
最初から、「いやいや、私は何事も本格志向なので。」という方は、こんなスペックの道具もあるが、もっとのめり込んでからでもいいと思うがな・・・。
これはワシが使っている投げ竿とリール。
もちろん、少し性能のいいやつは、遠くに仕掛けが飛ぶし、竿が軽く、投げたり巻いたりするときに疲れない等という利点はあるが、初めは全部セットになったやつで、道具の理屈を理解して、壊すつもりでバンバン使ったほうが良いと思うよ。ファミリーフィッシングなんかは特にセット物がお勧めだ。一度や二度は壊しちゃうからね。
風神様に思わぬゲスト
シロギス狙いで好釣果をたたき出した風神様に、思わぬゲストが顔を見せてくれたようだ。
こ、これは・・・
美味しいやつだな。
投げ釣りをしていると、予期せぬ魚がかかってくることもある。カニさんなんかも登場したりするのだ。
これは色が青いので、タイワンガザミかな?ワシもあまり詳しくはないので、正式な名前はわからんが、通常のガザミとは違うような・・・。
こんなゲストが釣れたりするのも、投げ釣りの魅力だな。
しかも、複数匹釣れてるし。
ガザミさんたちは、きっと美味しい美味しい味噌汁に姿を変えたことだろう。
夏はパラソル持って、海岸で投げ釣りってのも最高だぞ!!
風神様、釣果情報有難う!