長崎県松浦市鷹島の釣行。おまけ編。
海の中の撮影を試みた。
魚釣りをしてて、いつも思うことがある。
この海の中・・・いったいどうなってるんだろう。
釣り人ならば一度は考えたことがあるはず。
どのあたりに魚はいて、どんな種類の魚が泳いでいるのか、そしてどんなふうに餌を食べているのか。
知りたい。
知りたければ見てみればよい。
そうだ、少し海の中をのぞいてみよう。
てな訳で、博多にわ男は服を脱ぎ棄て、海中へダイブ!!
なんて、さすがのワシもそこまでアホなことはしないぞ。
防水のカメラを少しだけ海中へ落としてみた。
表層にはご覧のように、スズメダイが群れをなしている。
すごい数だな。
これではなかなか餌が下まで通らないよ・・・。
こいつらワシと同じで食いしん坊だから、撒き餌をまくと、無数に寄ってくる。
福岡では『あぶってかも』と呼ばれ、ウロコがついたまま塩焼きでバリバリといただく。
少しずつ下の方へカメラを落とす。
クロがチラホラ見えてきたな。
水深でいえば2m~3mといったところ。
型は小さいが、クロはいることがわかる。
う~ん、なるほど・・・。クロはスズメダイの下の層にいるんだな。
こうして実際の映像をみると納得。
もう少し下の層は?
スズメもいるけど、クロもまあまあの数いるね。
種類が判別できない魚も見える。
何だろうなあ…。
ここにも正体はわからんが、大きめの魚が写っている。
気になるが、釣れていないので、何かは不明。
海の中ってけっこう面白い。
普段見ることができない世界なので、興味深々。
ダイバーの方々が海中の世界にはまる気持ちが少しわかる気がする。
海底ちかくではフグ?らしき魚や、メバル?らしき魚も確認できる。
見えていないだけで、多種な魚がこの海にはいるんだな。
この実験でわかることは、今の時期、クロはおよそ水深3mほどのところにいるってこと。
もちろん、日々水温は変わるし、潮の干満、天候などにより、生息する場所が変わる可能性はなるけれども、実際の海中映像からはおおよその生息域が確認できる。
面白いなあ。
海とは何と神秘であることか。