釣り仲間6名で楽しい釣行のはずが。
行きから既に気持ちはダダ下がり。
今回の釣行は行き先も渡船名も内緒。
というのも、かなり辛い釣行だったので、具体的な名詞は伏せておく。
釣り仲間との釣行だったのだが、遠方からの仲間もいたため、渡船の予約はかなり前から入れていた。
当日は強風の予報であったが、船は出るというので港に集合。
メンバーは以前にもこのブログに登場してもらったことがある
- 炎のダイワマン氏
- 関東ルアーマン氏
- Mr.シマラー氏
- 赤い走り屋氏
- 博多にわ子
- 博多にわ男
の合計6名である。
港につくと、予報通りの強風。
とは思ったものの、危険な状態であれば船は出ないはず。船が出るということは大丈夫なんだろうと、たかをくっくっていた。
荷物を積み込み、船に上がると、船室は釣り人で満員御礼。
とても船室に入れる状態ではなかった。
仕方なく、ワシとにわ子、さらには他に5名ほどの釣り人が船尾の船室外に腰を下ろす。
船が出港し、外海にでるや、波のうねりに伴う波しぶきが
ザバーーン!!
と船にかぶってくる。
当然、船尾の船室外にいるワシらは・・・
びしょ濡れさ!!
わずかな陰に身を潜めたところで、無駄なこと。
これでは釣りをする前からびしょ濡れじゃないか。
船室に入れないくらいの人数の予約をとるのならば、せめて船尾に屋根くらい付けとけよ!!
とワシは心の中で叫んでいた。
既にこの段階で、気持ちはダダ下がり。
なんだかすごく嫌な予感だ。
磯に上がる時、第一の事故が起きる。
暗闇の中、ワシらが磯に上がる順番がきた。
磯に近づくにつれて、船が波のうねりで上下左右に大きく揺れる。
この時点で少し怖かったのだが、人数分の荷物を下ろすために、ワシと炎のダイワマン氏、そしてMr.シマラー氏が先に磯に降りて荷物の受け渡しをすることに。
炎のダイワマン氏が磯に降り、次にMr.シマラー氏。
その時、船の船首が波のうねりで大きく上に突きあがった。
と同時にその反動でMr.シマラー氏が磯へ転落!!
ヤバイ!!
大丈夫か??
見るとシマラー氏はすくっと立ち上がり、大丈夫の合図。
良かった・・・マジで良かった・・・。
ワシが磯に降り、
と尋ねると、
「大丈夫。少し切っただけ。」
と何ともないような感じ。
良かった~。とほっとはしたものの、手からは流血。
血・・血・・血があーー!!
でも本人はあっけらかんとしていて、「血が出ているだけだから。骨折とかはしていないし。」と。
何てワイルドなんだ。
ワシだったら、気絶しているぞ。
とにかくまずは人数分の荷物を船から降ろさなばならない。
これがまたひと苦労・・というか、腹がたつ出来事。
荷物を受け取るのに磯際に立たなければならなかったのだが、波のうねりで船は何度も磯に付けなおさなければならない。
それを待ち受けるために、ずっと磯際に立っていたワシだが
うねる度に波が磯に打ちあがってきて、ワシの足元をさらっていく。
当然足はずぶ濡れなのだが、それよりも波で足がとられそうになる。
これって恐怖だぞ。
やっとの思いで荷物を全部おろし、最後に残った3名が船を降りる。
最後に・・・にわ子。
船から飛び降りるようにして、ワシの手をつかみ、何とか着地・・・。
と思ったら、すねを岩場で打ってしまった。
不幸中の幸いで、何とかこの程度の打撲で済んだ。
しかし問題はMr.シマラー氏。
手には裂傷を負っていた。しかもこれは後で聞いた話しであるが、磯に落ちた時、薬指が変な方向に曲がっていたそうだ。
脱臼したようで、自分で治したらしい。
ワイルドすぎるでしょーーー!!
考えただけでも恐ろしいぞ。
それにしたって、こんな危険な磯に降ろしちゃいかんでしょうが!
必死の思いで降りたが、ひとつ間違えたら死んでしまうぞ。
この時点で腹がたつやら何やらで、渡船への不信感が出てきた。
ワシらは状況がわからないのだから、磯の様子を見た時点で、船長が的確に判断して
「ここはやめて他の所にしたほうが良い。」
とアドバイスをするのがプロってもんじゃないのか?
ワシらは命を張って釣りをするつもりはない。
安全に楽しく遊びたいのだ。
釣果は二の次だ。
ワシもにわ子も、日が昇ってもしばらく恐怖で動けなかった。
まだ磯に上がったばかりだが、この最恐最悪釣行はまだまだ続くのだった・・・。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
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