恐怖の渡礁から夜が明けて。

皆、うなだれてお疲れ気味。

夜明けまで皆各々渡礁時の疲れを癒すかのように、磯に腰を下ろしていた。

夜明けまでしばらく時間があるので、じっとしているに限る。

海は荒れているので、動くと危険である。

この磯にはワシら釣り仲間6名の他に、3名の若者がのった。

暗闇なので、この磯がどのくらいの広さがあるのか定かではないが、9名ものって、本当に大丈夫なんだろうか・・・。そんな考えが頭をよぎる。

手を負傷したMr.シマラー氏は、応急措置で釣り仲間が持ってきていたリバテープ等を巻いて、とりあえず出血はおさまった様子である。

少しだけほっとした・・・。

夜が明けてきて、皆各々準備を始める。

にわ子は渡礁時の恐怖から、まだ動けずにいる。

明るくなって、磯全体の様子がようやくわかりはじめた。

磯自体は大きな独立瀬なので、状態が良い時であれば、9名でも十分に釣りができそうなところだ。

ところが、今回は波がうねり、時折波が磯に覆いかぶさるように打ち付ける状態。

釣座がとれそうな箇所はほんの一部である。

これ・・・・・

9名もどこで釣れって言うんだよーーー!!

絶対に無理だ!!

声を大にして言うぞ。絶対に無理だ!!

本当に、磯の状態を理解した上で、この人数を渡したのか、甚だ疑問である。

釣りができそうな場所はわずかしかない。

当然そうなれば、隣と普通に会話できるくらいの距離しかとれず、とても釣りづらい状況になる。

糸も絡むし、キャストもやりにくい。

ウキふかせ釣りなので、潮にのせて仕掛けを流したいのだが、隣に迷惑がかかるから、思うように流せない。

危険な場所を除いたら、人が立てる場所は上の写真の左側部分だけだ。

ここに9名は無理だ。

しかもこの部分でさえ、時折波が上がってくる。

最初から釣る気が失せる状態だな・・・。

それでも皆、隣りを気遣いながら、何とか釣り始めたのだ。

ワシは、やけに渡船屋に対して腹が立ってきた。

しかし、メンバーは文句も言わずに釣りを楽しもうと一生懸命だ。

皆、紳士淑女である。

わかっとるのかあーー!!船長!!

ああ、いかん、これを書いていて、また腹が立ってきた。

皆の紳士ぶりを見習わなければ・・・。

釣果はというと。

まあ、こんな状況だから、釣果なんてほとんどどうでもいい状態なのだが

こんな感じで、そこそこのイサキがポツポツと釣れた。

本命はクロを釣りにきたのだが、クロが釣れそうなポイントは波が高くてとても立てない。

皆、同じ場所で同じ潮を流すから、釣れるのは皆、このイサキ。

外道でくるのは

ベラやでっかいフグ。

こんな状況でもそれぞれイサキをポツポツと釣り上げて、とりあえずお土産は確保。

ただひとり、大物を狙い続けた関東ルアーマン氏。

皆の願いも虚しく・・・ノーフィッシュ。

海の状況が良ければ、関東ルアーマン氏の腕をもってすれば、でっかいヒラマサやヒラスズキ、そして美味しい根魚などが釣れるはずであるが、何せ、釣座がとれないもんだから、どうしようもない。

時間が過ぎるごとに、海は荒れる。

干潮から満潮に向かうにつれて、海の状況はさらに悪化してきた。

うねりはさらに大きくなり、打ち付ける波はさらに大きくなった。

これ以上は無理だ・・・。

波に足をさらわれてしまう。

ワシらは納竿の予定時刻よりも2時間ほど早めに釣りをやめて、片づけを始める。

おおきくなる波のうねりを見ては

にわ男
これ、帰ることができるのか??もしかして、帰れないんじゃないか?

と不安にかられる。

このうねりの中、船にのりこむことができるのか、皆、不安・・・。

どにかく無事に帰ることができることを願って、後片づけ。

どうか無事でありますように。

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

満足に釣り座さえも確保できない状況に、腹がたって仕方がありませんでした。少しは人数を考えてほしいものです。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のボタンをクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

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