酔い子の期待を一身に背負い、仕込むのだ。
お待たせしちまったなあ。今日は開いとるばい。
幻の酒処『博多家』が気まぐれ店主の気まぐれにより、数カ月ぶりに臨時開店した。
ここの店主ときたらやる気があるのかないのか・・・実に堕落したお店である。
数カ月に一度の頻度で思いついたように店をあける。
そんな博多家に密着取材した記事である。
仕込みの様子・・・。
どうやら鶏の砂ずりを材料に、何かを仕込み始めた模様。
砂ずりの銀皮を丁寧に取り除き、ジップロックに入れごま油と塩で下味をつけている。
そして・・・
出たあーー!!必殺おまかせほったらかし調理器、低温調理器BONIQ2.0である!
こいつを使い、61度の低温でじっくりと1時間砂ずりに火を通す。
そうすることで砂ずりの食感を損なうことなく、柔らかく調理できるのだ。
気まぐれ店主にしては、仕込みにしっかりと時間をかけている。(まあ、基本的にほったらかしなので、ある意味堕落しているのであるが・・・)
1時間じっくりと火を通したあとは、氷水で急速に冷やし込み、下処理は終了である。
この低温調理器を使えば、肉類はもちもんのこと、魚なんかもふっくらとしっとり仕上げることができるぞ。
以前、ここの気まぐれ店主が低温調理器を使って鶏のレバーを食わせてくれたのだが、今まで味わったことのないしっとりふわふわ食感の鶏レバーであった。
十分に冷やし込んだあとは、砂ずりをやや薄く刻み、串に刺して下ごしらえ完了である。
見た目は火が通っていないように見えるが、実際はレア状態でしっかりと火が通っている。
このままでも十分に食べられるし美味いのだが、博多家の砂ずりはここからもうひと手間。
薄く塩と胡椒をし、表面に焦げ目がつくように焼いていく。
鶏の砂ずり、串焼きの完成である。
これが実に美味い。砂ずりの食感をしっかりと残しつつも、とても柔らかい。さらに加えるならば、細かく刻んで串に刺すことにより、より一層楽しい食感を与えてくれる。もう美味!!ばい!!
そして、酒処『博多家』といえば、魚料理である。
真鯛の刺身である。
これは気まぐれ店主が釣って・・・いや、買ってきたものである。
脂がノリまくっていて、とても美味。
そして
鯛のあら炊きまでついてきた。
絶妙な甘辛加減。最高である。
その他
むかごのガリバタ―醤油炒めや丹波黒豆の茹で枝豆など、酒好きにはこたえられない品々。
こりゃ、間違いなく無限麦ジュースの発動である。
さてさて、この気まぐれ店主、次はいつ店をあけるのであろうか・・・。
本日もご覧いただき、有難うございました。
低温調理器、色々使えそうです。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ、下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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