長崎県松浦市『鷹島』の磯釣行
さすらいの上物師W氏とともに
佐賀県唐津市肥前町の晴気漁港に午前5時半、到着。
お世話になる渡船屋さんは『世宝丸』。
優しい船長が磯へ案内してくれる。
渡船代が3,000円というのも、なんともリーズナブルで嬉しいではないか。
財布の中身が寂しい、にわ男にとっては有難い話である。
今回、晴気港から向かったのは、長崎県松浦市にある『鷹島』という陸続きの島にある磯。
佐賀県、長崎県と、県をまたぐが、出港地からは近い。
今回、一緒に釣行した、さすらいの上物師W氏は『灯台』と呼ばれる場所にあがり、我々とは違う所だ。
この釣行をコーディネートしてくれたW氏が、その優しさを全開に、我々を風裏になる磯へあげてくれたのだ。
ありがたや、ありがたや。
おかげでワシらは風に悩むことは全くなかった。
波も風も穏やかで、まるで磯の上にピクニックに来ているような陽気。
ぽかぽかで、睡魔に襲われるほど気持ちが良かったのさ。
足場も平らで、いい感じ~。
ただ、海面までが近いので、近くに船が通ったりすると、若干足元に波をかぶるときがあるので要注意。
この日の狙いは
のっこみに入ったであろうと思われる『チヌ(黒鯛)』。
さあ、釣るぞ!
撒き餌を投げる。
撒き餌を続けて投げる!
・・・・・・・・
うおおおお!!
マジかよーーー!!
鳥が!
かもめが!!
うようよ寄ってくるーー!!
おまえたち、邪魔だよ!
ワシの撒いた撒き餌を、そんなに片っ端から食われたら、お魚さんまでエサが届かないじゃあないの。
しかも、こやつら、人に慣れているのか、声を出しても逃げやしない・・・。
もう・・・
勘弁してよ~。
これじゃあまるで、かもめに餌付けをしている、『かもめおじさん』ではないか。
君たちに餌をあげるために、ここまできたわけじゃないのだよ。
お魚さんを釣るために来たの!
かもめはかなりの数、どこからともなく次々に現れる。
これは新手のエサ取りだな・・・。
このかもめには終始悩むことになる・・・。
お目当てのチヌ様は釣れるのだろうか。
かもめとのバトルが始まった。