初めての『シロダイ』・・。

地方によっては高級魚だと聞いて・・。

全国ツアーファイナル。

ロスバンデラス・ニワオ・アミーゴ。

言わずと知れた世界的情熱のシンガーである。

全国37か所のツアーは、ペイペイドームでファイナルを迎えた。

エアーギター1本で、ドームツアーを行えるのは、ロスバンデラス・ニワオ・アミーゴくらいである。

情熱ソングは世界の人々を魅了するのだ。

ツアーのファイナルを終えたワシは疲労困憊であるからして、とても週末に魚釣りに行く余裕がなかった。

よって・・・例によって・・・魚を・・・買ってきた。

シロダイがあるやん!!

実は週末、どこの海もかなりの時化。

とても磯にあがって釣りをできるような状況ではなかった。爆風である。

しかたなくワシは魚を求めて道の駅へ。

魚を品定めしていると

おおお!!!シロダイがあるではないか!!

ワシは今日までこのシロダイってやつを食ったことがない。しかし、ものの本によると上品な白身で、地方によってはかなりの高級魚として売られているとのことであった。

ラッキーである。

これは買うしかなかろうもん。しかも福岡ではあまり人気がないのか、1尾600円という激安価格で売っていた。

楽しみじゃーー!!だって高級な白身なんだぜ!楽しみしかないばーーい!!

いざ、捌くばい!!

こいつがシロダイ。

大きさは40センチほどで、お腹がパンパンに張っていて、いかにも脂がのっていそうな個体。

かわいらしいつぶらな透き通った瞳が魚の新鮮さを物語る。

いざ!!

刺身で食すべく、捌いていくばああい!!

・・・・・???・・・・・

おや・・・??

何だか消毒の臭いがするけど・・・これ・・・何??

腹を捌き、内臓を取り出そうとすると・・・

く!く!!臭せええええ!!!!

この鼻を突きさすような臭い!!

新鮮なので腐った臭いがするわけではない。

カルキ臭いのだ!!

いや、これは何かの間違いだ。お店で買った魚だぞ。しかも朝、水揚げされたばかりの魚だ。臭いはずはない。

そう自分に言い聞かせさくにとる。

どうよ・・この綺麗な白身。そして脂がたっぷりとのっている。

でもよおおお・・・

臭せえええんだよおおおおお!!

強烈なカルキ臭はキッチン中に漂う。

キスやカマス等で、たまにカルキ臭い個体がいて、『カルキス』などと言って、臭くて食べられない個体がいる。そのシロダイバージョンなのだ。店で売っているときには、ラップで包装されていたので、全く気が付かなかった。臭いが強烈過ぎて、とても食えた代物ではない。

魚からカルキ臭がする原因は未だよくわかってはいないのだが、餌のせいだという説が有力のようだ。

とにかく、原因が何であれ、このプールの消毒液のような臭いに包まれた魚はとてもじゃないが食えない。

せっかく・・・

せっかく・・・

超楽しみにしていたのに・・・。どんな味がするのか、初めて食べる魚にわくわくしていたのに・・・。

シクシク・・・。

こうして失意のもと、ワシは来年の全国ツアーにむけての練習に励むのであった・・・。

があああ!!

臭せええよおおお!!

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

マジで臭かった・・・。たまらん・・・。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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