博多家探検隊、林道を行く。
円安及びインフレ対策に動く、博多家。
円安が加速している・・・。
ロサンゼルスで生活している博多家にとってこの円安は深刻である。何故ならば、日本円で貯蓄しているおよそ350億円の価値は、ここロスで消費することにより、どんどん目減りしてしまうからである。
深刻である・・・。
そこで、やむを得ず帰国することにしたのであるが、これまた困った・・・。
スーパーに売ってる野菜とか肉だとか・・・高っっつ!!
マジで高くなったよな。
これでは我が家の350億円の貯蓄など、あっという間に食費で費やされてしまう。
このままではまずい。まずいぞ。
我が家の家計を何とかせねばならん。
そこで緊急指令がにわ子より発動された。
『ただで食材を確保せよ!!』
林道で食材を確保じゃ!
5月頃の林道は、よく観察すると美味い物がころがっている。
今回の目的は
『三つ葉』である!
三つ葉とはよくお吸い物や茶わん蒸しにちょこっとお上品に入っている、良い香りのする野草である。もちろん、料理屋なんかで使っている三つ葉は栽培されたものであるが、今回は野生の三つ葉を採取するのだ。
三つ葉は一か所生えている場所を見つけると、群生していることが多いので、一気に大量に採取することができる。食いしん坊な博多家にとっては有難い野草なのだ。
林道を探索していると
早速群生地を発見。
三つ葉っぱがでているから、『三つ葉』。その名の通りである。ただし、よく似た食えない野草もあるので注意が必要だ。決定的な判別方法は
茎の部分から採取して、その茎の臭いを嗅ぐ。するとたちまちに、清涼感のある三つ葉特有の香りが鼻腔をくすぐる。他の食えない野草はこのような爽やかな香りはしない。ただただ青臭い『ザ・草!!』っていう臭いがするだけである。
全体像はこんな感じ。
群生しているもんだから、少しの時間であっという間に
こんな感じでたくさん採れる。
おおお!!この香り!!最高だぜえええ!!
三つ葉は灰汁もなく、生でも食える野草なので、火を通す場合もさっと湯通しするくらいで十分。
食感を残しつつ、香りを楽しむ野草である。
まずは定番の『三つ葉飯』。
熱々の炊き立てご飯に、さっと湯通しした三つ葉とごま塩を加えて混ぜたもの。
ご飯の湯気にのって、三つ葉の香りが漂ってくる一品。
口に入れた瞬間、三つ葉の香りが口いっぱいに広がり、もうそりゃあ、最高さああ!!
次は和え物。
これもさっと湯通しした三つ葉に、ツナ、マヨネーズ、そしてめんつゆを加えた一品。
三つ葉の食感がダイレクトに伝わり、香りも強く、酒の肴にはもってこいの料理。
エンドレス焼酎決定なのだ。
そしてさらにエンドレス焼酎を決定づける料理が
『三つ葉の出汁巻たまご』
ちょっと形は不格好だが、そのあたりはご愛嬌でご容赦願う。
しかし、形は不格好だが、味はめちゃ最高なんだぞ。出汁の旨味と三つ葉の香りが融合された、最高の逸品なのである。
ひと口、出汁巻を食べて、そのあとに焼酎をぐびり!
かああ!!たまらんじぇええ!!
こんな副産物も。
林道を探索中、思わぬ副産物も手に入った。
『くさいちご』である。
にわ子の大好物である。
ただ・・・ワシは・・・幼いころから本物の苺を大量に見てきているので(実家が苺農家なのだ)・・・あまり興味はない。というか、むしろ・・・食わない。
ただ、野生の野イチゴというのは独特の酸味と甘さがあり、美味いことは美味い。今から5月末くらいまでが最盛期かな。
とにもかくにも、博多家のゼロ円食材確保は大成功であった。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
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