幻想的な朝の風景
気温は0℃
小舟が浮かぶ暗闇の海。
外気温は0℃
午前5時の港の風景である。
こんな寒い日に、暗闇の港で何をしているのか・・・。
何をしているかって・・・??
早朝のUFO観察。
んなわけ、なかろうもーーーん!
ちゃっかり
船に乗っとるやん。
釣りだよ、釣りーーー!
というわけで
ここは長崎県平戸市の堤。
阿値賀島へ釣行に向かうため、渡船に乗り込んだのさ。
よくお会いする常連さんと挨拶を交わし、いざ出陣。
目指せ、クロの刺身。
既に磯には前日からの泊り客なのか、もしくは我々よりももっと早い時間にやってきた釣り人なのかはわからんが、わんさか満員御礼状態で、主要な磯場はうまっていた。
我々は無名磯にあがる。
うねりがあったため、薄暗い中での荷下ろしは少し危険。
慎重に荷物をおろし、明るくなるのを待った。
明るくなって、ビックリドッキリ!!
暗い時は波の音がけっこうするなあ・・・くらいの感じで思っていたが
これ・・・
うねり過ぎだろう!!
コワっ。
こんなにうねりとサラシがある状態で、釣りできるのか???
ヤバイよな。
そんな中でも、安全に竿を出せそうな場所を見つけ、準備。
安全とはいっても、たぶんここまでは波がかぶってこないだろう、という程度。
釣座の前は、うねりから出るサラシが張り出してきて
とても釣りづらい。
仕掛けを投入しても、仕掛けがなじんでるかどうかさえ、全くわからない。
それに、海がウネウネするもんだから、魚のあたりなのか、波にもまれているのか、判別が難しい。
これはなかなか上級者向けの釣り環境ではないか。
ワシらのような、なんちゃって釣師には向いてないと思うが・・・。
釣れない予感しかしないが
まあ、とりあえず頑張るしかないよな・・・。
スタート時点から心が折れかける、にわ男とにわ子であったのさ。