唐泊漁港での夜釣り続編。
撒き餌を投入し続けることおよそ2時間。
先日の記事では、家族連れのお父ちゃんがでっかいスズキを釣り上げたとこまで。
きっと読者諸氏は
博多にわ男は結局、ヒトデしか釣れずに諦めたんだな・・・と思ったっしょ。
とーんでもない!
ワシは珍しく粘ったのさ。
反応がほとんどない海に、撒き餌を2時間ほど投入し続けた。
すると
本命のチヌを釣り上げたぜ!
おそらく、撒き続けた撒き餌が徐々に効いて、チヌが寄ってきたのだろう。
諦めなくて良かったよ。
そしてなんとなんと
2尾目をゲット。
こんな近場の漁港で2尾もチヌを釣ることができるなんて。
ラッキーラッキー!!
しかも、とても綺麗な魚体である。
サイズ的には37~8cmといったところであるが、一番美味しいサイズじゃあないの?
早速血抜きをして、締めておいた。
翌日の晩御飯におチヌ様を料理。
チヌをさばいてみると、お腹の中には卵が。
こいつはとっといて、煮付けだな。
それと
意外に肝が綺麗だった。
「これ・・・食べられるかな・・・。」
と一瞬迷ったが、一度食してみることにした。
まずは定番のお刺身。
例のごとく、臭みとりの処理をして刺身にしたので、とても美味しくいただいた。
ただ、釣りたてではなかったので、釣りたて特有のゴリゴリ感はなかった。
でもとても美味しかったぞ。
そして、胡麻鯖ならぬ、胡麻チヌ。
博多では生鯖を胡麻、醤油、味醂、酒等で味付けした『胡麻鯖』を食べるが、こいつを応用してつくった胡麻チヌである。
これも美味しかった。刺身よりつまみになるかも。
そして、一抹の不安があった、肝の煮付け。
卵はもちろん、知ったる味で、とても美味しくいただいた。
さて
問題の肝。
うまーーい!!
味としては、少しほろ苦い感じ。例えて言うならば、サザエの肝を焼いたときのような、ほろ苦さ。それに加えて肝の濃厚な味が重なってくる。
これは今まで知らなかったが、酒の肴にとても適した味わいである。
食べた後、お腹が痛くなったりはしなかったので、大丈夫だと思うよ。
もし、それは食ってはいかん!!危ない!!ということであれば、どなたかご教示を。
ワシは安全だと思うので、
これからは、肝が新鮮で綺麗な状態であったら、食べることにしよう。
ま、
近場の夜釣りでまずまずの釣果をあげることができたので、とりあえず、満足じゃあ!