長崎県平戸市生月町の沖に浮かぶ中江の島釣行続編。
隣の磯もふるわず・・・
にわ子は良型のアラカブさんを2尾釣り上げたのだが、ワシの竿にはいっこうに反応がないまま。
なして~・・・。
なして、ワシのエサは食ってくれないんだ・・・。
気になり、隣の磯にあがった釣り人を観察。
隣の磯も、魚の反応はよろしくないようである。
ワシの方も、たまにウキに反応があっても
こんなスーパースモールばかり・・・。
まあ、観賞用としてはかわいらしいが、これじゃあ食えないぞ・・・。
君のお父ちゃんや、お母ちゃん、はたまたご親戚様等は何処に出かけておるのだ?
もっと釣りの醍醐味を味わえる、ビッグなやつとやりとりをしてみたい。
しかし
時間は刻々と過ぎ、釣りを開始してから6時間ほど経過していた。
潮は相変わらず、トロトロと流れてはいる。
あまりにも反応がないので、しばらく仕掛けを潮にのせて流しておこうと、かなりの距離を流し続けた。
すると
ウキの流れが止まる、いわゆる潮の壁が発生していた。
おやおや??
もしかするとこのあたりに、今まで撒いた餌が溜まっているかもしれんな・・・。
そう考えたワシは
その潮の壁あたりを重点的に狙い続けた。
すると
どっかーーん!!
のったぜ、のった!!
お魚さんが食ってきたばい!
ギュンギュンとひく魚。
うんうん。
曲がっとるねえ。
いいぞ!博多にわ男!!
今まで費やした6時間の釣れなかった時間を取り戻すのだ!!
心の中では
「お願い・・・真鯛であってくれ・・・。」
と祈っていたのであるが
あがってきたのは、チヌであった。
しかし、なかなか良いファイトを見せてくれた。
強い引きを味わうことができたことと、長時間釣れない時間が続いたこともあり、心の底では相当嬉しいにわ男なのだ。
しかも良型。
全然反応が無い中で、1尾でもつれたのだから、満足だよ。
このあと
同じ場所を何度も探ってみたが、これ1尾で終わり。
今回の釣果。
チヌ(46cm)1尾
アラカブ(29cm 26cn)2尾
で終了。
激シブな状況ではあったが、久しぶりの磯で気持ちの良い釣行であった。