買い物はよく見て、確認して。
コンビニでの出来事。
コンビニで買い物をしてきたにわ子が、何やらワシの横で悶絶しておる。
口をモグモグさせながら、のたうち回っておる。
何さ、何さ・・・。
にわ子
なーーーん、もうーー!!間違えたーー!!
わめきながら、地団太を踏んでいる。
にわ男
何??もう、うるさいなあ!
にわ子
『オレオ』が食べたかったけん、買ってきたら、味が・・味がーーー!!
全く意味不明である。
味がどうしたというのだ。
まさか、腐ってたとかそういうことなのか?
しかし、お菓子が腐ってるとは思えん・・・。
しかし、叫んでいるにわ子の方から、かすかに、嫌~な香りがする・・・。
こ、こ、これはもしや!
ミントの香り・・・では???
にわ子
このオレオ、ミントの味がするーーー!!
やはり・・・。
どうやら、普通のバニラ味のクリームと間違えて、ミントクリーム味を買ってしまったようだ。
何を隠そう、博多にわ男と博多にわ子は、ミントが大の苦手である。
アイスクリームのチョコミントを見ると、抹殺したくなる。
まるで、ガムを飲み込んでいるような、何とも言えない違和感が耐えがたいのである。
当然、ミントクリームなんぞ、論外なのだ。
絶対に食べることは不可能。
しかし、ここで博多家の家訓が立ちはだかる。
口の中をもごもごしながら、耐えるにわ子。
しかし
博多家ではこんな家訓が存在する。
一、食べ物を決して粗末にするべからず。
一、賞味期限がきれたものであっても、まず匂え!賞味期限よりも自分の鼻を信じるべし。
一、匂って、腐っていないと思えば躊躇なく食すべし。
厳しい家訓である。
従って、思い違いで買った食べ物であっても、腐っていない限り、決して粗末にはできない。
当然
このオレオも、粗末にはできないのだ。
買ったからには責任をもって、にわ子が食さねばならぬ。
このオレオ、9枚入り×2パックある。
つまり、一日一枚ずつ食べるとして、残り17枚。
あと17日間、にわ子は悶絶しながらオレオを食べなければならないのだ。
ワシは横で鼻をつまんで応援しておこう。
皆さん、買い物の際は、よく見て、そしてよく確認しよう!