樺島の鳶は餌に困らない?
こんな数の鳶、見たことがない。
長崎県の野母崎から樺島へ、漁港見学。
釣り人もたくさんいる。
この日は伊王島から野母崎、そして樺島へと見学コースをとった。
伊王島はの波止場は雰囲気があり、釣り人もたくさんいたので、釣れそうな感じだったのだが、車を駐車するスペースがない。フェリー乗り場の駐車場はあるのだが、基本的に釣り人の駐車はできないようだ。
皆どこに車とめてるんだろう・・・。
そんなことを思いながら、野母崎方面へ。
野母崎あたりは、釣りができそうな波止場がいくつもあり、いい雰囲気。
そしてそのまま樺島へと向かったのだが、樺島の港でワシらは驚愕の風景を目にすることとなる。
まずはこの写真をご覧あれ。
すんごい数の鳶!!
しかもどの鳶も一方向をじっと見ている。
何だ?何だ??
いったい何が起こるのだ?
この鳶の数は尋常ではないぞ。
鳶たちは順番に海へダイブし始める。
観察していると、鳶たちが順番に海へとダイブし始めた。
おおお!!
何だ??
餌をとっているのかな・・・。
よ~く観察していると、何かを掴んで口に運んでいる。
パッと見にはわからなかったのだが、海面付近を注意深く見ていると、キラキラと光る魚体が見える。
イワシかキビナゴか、種類は判別できないが、とにかく小さな魚がワシャワシャしている。
鳶たちはこいつらを狙っていたのだ。
瞬間的に足を海に着けて、これまた瞬間的に小魚をわし掴み。
そして口ばしを足に器用に近づけて、小魚を口に入れている。
これら一連の動作をものすごい速さで行い、また次の鳶が海へダイブするという繰り返し。
凄い!!
目の前でこんな数の鳶の狩りを見ることができるとは。
しかもこれだけの数がひとつの場所に集まり、順番に狩りをしているということは、鳶たちはここに餌がくることをわかっているとしか思えない。
まさに野生の神秘である。
こんなに沢山の小魚が入ってくるのだから、きっとここの鳶は餌に困らないだろうな・・・。
それだけ海が豊かである証拠か。
そんなに豊かな海であるならば、いつかはこの樺島で魚釣りをしてみたいなあ。
どんな魚が潜んでいるのか、ワクワクするぞ。
野母崎と樺島、待っとれよーー!!次は魚釣りにくるぞーー!!