食リポ記事、実はボツが多い。
美味しいものを伝えたい。だから・・・
このブログは基本的に釣りブログなので、魚釣りの記事が圧倒的に多いわけであるが、魚釣りに行ってその土地土地で名産品や地元の美味しい食堂などに出逢うと、とてもハッピーな気持ちになる。
なので、必然的にこの美味しさを伝えたくなり、記事にすることもあるのだが、逆に記事にできないことも多い。それは、食べてみて
となることも多々あるからである。
美味しくないものを記事にすることはできないし、「美味しいー!」等と、偽りを伝える根性もないので、ボツ記事は結構ある。
根本の方針として、不味いと思ったものは記事にしない。
また、ここは不味い!などと、批判的な記事も書かない。
食べ物の味には個人の好みもあるからな。
しかーし!である。
今回は伝えたい。
海鮮丼とはいかにあるべきか!
おそらく皆が声を揃えて言うだろう。
新鮮な海の幸がのっかってること!!
これに異を唱える方はいないと思う。
前回、そして前々回の記事で福岡県宗像市に鮮魚を買いにプチ旅をしたことをお伝えしたが、その帰りの出来事であった。
朝から何も食べていなかったワシらは、もうお腹がペコペコ。
この日、宗像市では『あなご祭り』なるものが開催中であったようで、各飲食店舗で『あなご刺し』等を提供しているようであった。
ラッキーである。
道の駅むなかた周辺には、海鮮丼押しの飲食店がたくさんある。
ワシらは一度もこのあたりの飲食店で食べたことがなかったので、どのお店を選んだらよいのか迷っていた。
どこも車でいっぱいだったのだが、その中でも海鮮丼を全面に押していそうな店を選んで入った。
写真はどれもめちゃくちゃ美味しそうで、魚介がてんこ盛りであった。
席に案内され、一抹の不安がよぎる・・・。
テーブルとイスが若干汚れている・・・。
店内は満席だったので、きっと掃除が間に合っていないのだろうと思い、店員に声をかけて拭いてもらった。
そして注文。
種類の違いう海鮮丼を二つとあなご刺しを頼む。
炙りと刺しと二種類のあなごの刺身。
醤油につけ、口に運ぶと、程よい弾力にあなごの脂が口いっぱいに広がり、美味い!!
さすがはあなご祭り開催中だけのことはある。
とても幸せな気分で海鮮丼を待っていると、いよいよ海鮮丼が登場。
写真はとっても綺麗だろ??
しかし、ワシらは出された時に、一瞬顔が曇った。
MENUの写真と随分違う・・・。
海産物の盛りが全然違うのさ。
ま、そりゃあ、多少は違うだろうと思い、タレをかけてひとくち口に運ぶ。
にわ子も同様に感じたのか、顔が暗い。
のっかってる刺身がペラペラだし、何よりも、鮮度が悪い。
海鮮丼で鮮度が悪いって!!
どういうことなんじゃあーー!!
せっかくあなご刺しは美味いと思ったのに、肝心の海鮮丼の鮮度が悪いって・・・最悪じゃん・・・。
魚の臭みが気になる。
しかも下の飯が完全なる冷や飯。まあ、生の魚をのせるので、熱々だと魚が煮えてしまうので、多少冷ましているのは仕方がないと思うのだが、完全に冷やご飯なのだ。
鮮度の悪い魚と冷やご飯の組み合わせは最悪だ。
この時、あらためて入店時の掃除ができていなかったテーブルやイスのことが思い返された。
あの時、店を出ていれば良かった・・・。
いくら繁忙の時間帯であっても、掃除ができていないテーブルに客を通すこと自体があり得ないことなのでは?とあらためて気づいたのだ。
失意のもと、お会計。
がっかりした状態でお会計へ。
やはり飲食店は古くても全然かまわないが、清潔にしていることが大前提。
そして接客の姿。
ここらで、おおよそ味の予測ができるな・・・。
ま、今回は良い勉強になったということで、お会計。
ハイ、約7000円也!
高けええーーー!!!
コスパ悪すぎだぞ。
満足感と値段とのアンバラスがワシを襲う・・・。
再びがっくり・・・。
この後、帰りの車内は静寂に包まれたことは言うまでもない。
店名などはもちろん言えないけれど、お店の皆さん!せめて新鮮な魚がないときには、売り切れとか、今日は良い魚が入っていないと、正直になってくだされ!
頼んどきまっせ!!