空には秋のうろこ雲。
『魚見台』跡にて夕景を観察。
唐津から福岡へ向かう途中、ふと空を見ると、見事なうろこ雲が広がっていた。
そう思い、唐津の地理に詳しいにわ子に夕景スポットを尋ねると
とのことであった。
早速、その魚見台公園へ。
以前は奇麗に手入れされ、憩いの公園であったようであるが、現在は残念ながら道路の整備が行き届いておらず、本当にこんなところに公園があるの?と思えるような場所であるが、山の山頂付近にポツンと公園が存在する。
ここ『魚見台』はもともと漁師たちが魚の居場所を見るために櫓を建てて見張りをしていたところ。
この高台で鳥山や潮の色などを観察して、大きな旗を使い漁船に信号を送っていたそうだ。
当時は、「魚は海にあらず、山にあり。」と言われたほどで、それくらい大事な漁師たちの見張り場だったのだ。
昭和初期まで実際に使用されていたようだ。
そんな場所であるから、唐津の海や唐津の名所である『虹の松原』等を眼下に見ることができ、夕景観察にはもってこいの立地条件である。
段々と太陽が西の山に沈み始めた。
もう少しするとマジックアワーと呼ばれる時間帯に突入する。
ちょっと残念なことに、時間が経過するにつれて、徐々にうろこ雲の形が崩れてきた。
日が沈み始める前は、もっと奇麗なうろこ雲だったのだが、上空の北東の風に流されて形が崩れ始めたようだ。
う~ん・・・無念じゃ・・・。
整然と並ぶ奇麗なうろこ雲に、夕陽が反射する風景を撮りたかったのだが・・・。
自然相手だから思うようにはいかないな。
魚釣りと一緒だ。
そうこうしていると、陽がさらに傾いてきた。
そしていよいよ陽が沈み、いい時間帯に。
さあ、もうしばらく撮り続けるぞ。
そう思っていると
ぷ~~~ぅん~~。
と甲高い嫌な音が・・・。
か・か・蚊じゃあーー!!
こんなに気温が下がってきたのに、ま~だこいつらはいるのか!
きっと人間の美味しそうな血の匂いをかぎつけてきやがったんだな。
ちっくしょう!撮影どころではないぞ。
というわけで、これが最後の写真。
あ~あ、今からが奇麗になるのに・・・。
中途半端な観察で終わり、帰宅。
魚釣りをして、夕景を観察して、まずまずの疲労感。
この日の戦利品は
バリ(アイゴ)が2尾(38cmほどの大きさ)
そしてクロ(メジナ)が1尾(30cmほどの大きさ)
である。
疲れていたので、刺身は明日にするかとも思ったのだが、せっかく釣った魚だからその日に少しは食いたい。
なので
やっつけ仕事で、バタバタとさばいて刺身に。
盛り付けが雑なのはご容赦を
これ、バリの刺身ね。
そして次がクロの刺身。
どちらも美味かったじぇ~。
どちらも脂がそこそこのっていたな。クロに関しては、これから先、まだまだ脂がのってくるはずなので、今後が楽しみだ。
刺身と麦ジュースで晩酌。
これだけで十分っす。
あ~・・・幸せじぁーーー!!
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
本当はもっと奇麗な夕景になるはずでしたが、風の影響で少しうろこ雲が崩れてしまいました。残念。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ、下のボタンをクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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