阿値賀島で釣った魚に感謝を込めて。
処理の仕方を少し変えてみた。
阿値賀島で釣れた魚たち。
残念ながら本命のクロは釣れなかったが、チヌとイサキが釣れてくれた。
自宅まで活かして帰り、魚を新鮮にいただくために処理をする。
今回は少し処理の仕方を変えてみた。
釣具店で「津本式」処理の方法のノウハウ本を購入したので、それを参考にして処理をした。
「津本式」はそれ専用の道具がいくつか必要なので、本の通りにはできないが、道具がなくてもできるところだけを真似してやってみた。
まず①魚の脳を締める。
これは魚が生きている状態で長いことストレスを与えると旨味成分の素となるアデノシン三リン酸が減少するため、この減少を防ぐために行うのだそうだ。
やり方は、魚の目の横から少し上側あたり(魚の脳があるところ)に包丁を入れて脳を破壊するのだ。
次に②魚のエラ膜を切り、その流れでエラの付け根あたりから背骨の下側に向けて包丁を入れて、大動脈を切断する。
そして③しっぽのほうも大動脈を切断して、魚の血を抜く。
津本式ではここで特殊なノズルやホースを使って魚の血を抜くのだが、そんな専用の道具は持ち合わせていないので、ワシは海水に魚体をつけて血を抜いた。
その後神経を締める。(津本式の神経締めは特殊道具を使用するが、ワシはワイヤーで神経を締めた)
詳しいやり方を知りたい方は、YouTubeでもやっているので、検索してみてほしい。
「津本式」で検索すると出てくる。
処理後、刺身にしてみた。
チヌとイサキをそれぞれ刺身にしてみた。
つい先ほどまで生きていた魚なので、身に出刃包丁を入れると、魚の身がまだピリピリと動くほどの新鮮さである。
これはチヌ(黒鯛)の刺身。
綺麗な白身だろ。
津本式の処理の仕方が良かったのかどうかは定かでないが、チヌの臭みなど微塵もなく、弾力と甘みがあり、ものすごく美味しい刺身であった。
本来ワシはチヌの刺身はあまり好きではないのだが、こんなに美味いのであれば歓迎である。
チヌは個体によっても、時期によっても、その味が全く異なる。
このチヌは当たりだった。美味い!
これはイサキの刺身と炙り。
不味くはないのだが・・・少し小さかったせいか、脂が全くのっておらず、少し淡白な感じであった。
これは刺身というよりは、むしろバターソテーとか塩焼きなんかが良かったかもしれない。
ああだ、こうだとゴタクを並べたが・・
色々とごちゃごちゃと語ってしまったが、新鮮極まる魚であるからして、結局は不味いわけはないのだ。
従って・・・
こうなる・・・。
そう!
麦ジュースがすすむーー!!
美味い魚があれば、それはもうエンドレス麦ジュースなのだ!!
次は何とか
クロを釣って、クロの刺身もしくは、クロのしゃぶしゃぶで麦ジュースが飲みたいなあ!
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
処理方法を少し変えてみましたが、しっかりと血が抜けてなかなか良い感じでした。さて、釣好大全球種ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のボタンをクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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