『かぼす胡椒』の作り方。

博多家本店のかぼす胡椒。美味かばい!!

指の痙攣に耐えつつ、ひたすら皮を剥くのさ。

大分県はかぼすの名産地。国内のかぼすの生産量の9割以上を占めるといわれる。

中でも大分県竹田市のかぼすは有名である。

9月、まさに大分のかぼすは旬を迎える。果汁がたっぷりで、豊かな香りはまさに大地の恵み。

この旬の時期を逃してはならない。

『博多家本店』ではこの旬のかぼすを使って、『かぼす胡椒』を作るのだ。

道の駅竹田でかぼすを4キロほど購入。時期や種類、キズの入り具合で違ってくるとは思うけど。4キロで1200円ほど。

まずはよ~く水洗い。

どひゃ~!!こうやってみると、大量だな・・・。

よく水気を切ったら、あとはひたすら皮を剥くのだ!!根性あるのみ。

なるべく白皮がつかないように、緑色の皮を剥いていく。

かぼすの皮は硬いので、慎重に剝かなければ、グサッ、ピュ~!!っと、自分の指から赤血球こんにちはーー!!と元気に飛び出してくる羽目になる。

それだけは避けねばならぬ。

しかし、何十個も皮を剥いていると、さすがにピクッピクッと指や指の付け根が痙攣してくる。

やばい・・・やばいぞ・・・。

これは赤血球がこんにちはーー!!をする前兆である。

そんな前兆に耐えながら、フィニーッシュ!!

かぼす胡椒づくりには、この香り豊かな皮を使う。

皮を剥いたあとの果実は、果汁を搾っておく。

この果汁は少しだけかぼす胡椒の材料として使用するが、残りは製氷の型に入れて、冷凍しておくと良い。

何に使うかっていうと、この氷をひとつグラスに入れ、そこに焼酎を注ぎ、水割りを作る。

すると・・・

ボーーーノーーー!!(ほっぺを指でクリクリ)な焼酎の水割りが誕生するのさ!!

さて

かぼす胡椒づくりに話題を戻す。

かぼす胡椒づくりに欠かせないのが、青唐辛子。

中の種をしっかりと除いておこう。こいつが残っていると、食感が悪いし、めちゃくちゃ辛くなる。

あ、そうそう、青唐辛子を触った手はよ~く洗わないと、触った手で目なんか何気なく触った日にゃ、てーへんなことになりまっせ!!痛みでのたうち回ること、保証します・・・。

さあ、ここまで準備できたら、かぼすの皮と青唐辛子の総重量を計る。

そしてその総重量の15%の量の塩を準備。塩もできるだけ美味しい塩を使った方が良いぞ。ミネラルがたっぷりと入った濃くのある塩をね。

今回は皮と青唐辛子の重量が407gだったので、61gの塩を用意。

これらをミキサーでヴインヴイン混ぜくるのだ。

ある程度細かく粉砕されて。かぼすの皮、青唐辛子、塩が均等に混ざってきたら、様子を見ながら少しづずかぼすの果汁を加えていく。

これくらいのペースト状になればOK。

今回はかぼす果汁を40cc加えたので、6gの塩を追加して再びミキサーをヴインヴイン!

これで完成。

よ~く煮沸消毒した容器を用意。

この作りたての時点ではまだ全体の味がなじんでいないので、蓋をして冷蔵庫で1週間ほど寝かす。

そうすると、市販のものでは味わえないフレッシュなかぼすの香りとピリッと辛い唐辛子が絶妙なハーモニーと醸し出す最高の調味料が出来上がる。

博多家本店の『かぼす胡椒』の完成である。

厚揚げ豆腐をカリッと焼いて、その上にかぼす胡椒をのせ、醤油を垂らすと、清涼な香りが立つ逸品になるし、味噌汁の中に入れるとひと味違った味に変身する。また、カルパッチョや漬けダレに使ってもめちゃくちゃ美味しい。使い方は無限である。

保存方法は瓶のまま冷凍庫で保存しおけば、翌年のかぼすの時期まで使える。

ただし・・・

博多家本店のかぼす胡椒は非売品なので、あしからず・・・。

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

かぼすの次は柚子がたのしみです。柚子も同様に柚子胡椒がつくれますよー。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

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