ロストしたこいつらは、自然に帰るのだろうか。
勉強不足の釣り人のひとり言である。
釣り人たるもの、最低限のマナーとして釣り場にゴミを残さない、というのは当然。
まあ、釣り場に行けば悲しいことに、
「これ、持って帰れよ!!」
と言いたくなるゴミが沢山落ちている。
何で、この程度のゴミを持ち帰ることができんのだろうか・・・。
面倒くさいから?
他の人も捨ててるから、自分もいいと思うから?
いずれにしても、こういう輩には釣りをしてほしくない。
というか、海で遊んでほしくない。
磯場に降り立っても、あちらこちらで、あきらかにビニールだの、プラスチックだのの化学製品を燃やした跡がある。
わざわざここで燃やさなくても・・・。と思う。
化学製品を燃やした跡は、岩にべっとりとそいつらが付着して、せっかくの自然が台無しだ。
自宅に持ち帰る手間ってそんなに大変か?
タックルは大事に持って帰るだろ。
それなら、一緒にちょっと持って帰ればすむことじゃないのかい?
ただここでひとつの疑問が・・・。
ごちゃごちゃと文句をいている、博多にわ男であるが、ここでワシも自戒の念を込めて反省せねばならぬ。
この前、テレビでどこかの外国の少女が
海洋のマイクロプラスチックごみについて語っていた。
涙ながらに
「この大きな問題を私たち世代に押し付けないで!」
と訴えていた。
ふと思う。
ワシらが意図的ではないにしろ、釣りで使っているナイロン製の糸、ウキなどは、釣りの途中で切れたり、ロストしたりすることがある。
これらのものは、最終的にもしかしたら、このマイクロプラスチックってやつになってるんじゃあないか?
年月が経てば自然に帰るように、分解されているのだろうか?
原料が何かわからないものも沢山あるけれど、世界中の釣り人がこいつらを垂れ流しにしてたら・・・
考えると、罪悪感・・・。
もしかしたら、メーカーさんは考えてる?
ここから先は、勉強不足の釣り人の戯言なので、ご容赦願いたい。
切れた糸・・・。
もしかしたら年月を経れば分解されるように、メーカーさんは作ってくれているのかなあ??
今はやりの、ジグとかルアーとかも、時間はかかるかもしれんが、ちゃんと最終的には分解され自然に帰る原料でできているのかなあ??
ワーム?とかはどうなんだろう・・・。
木製のウキ等はそのうち分解されるような気もするけど、明らかにプラスチック製だぞーー、ってオーラを出しているやつは、たぶんそのままマイクロプラスチックになるんだろうな・・。
日本の優れた技術をもつ釣り具のメーカーさんから、糸やうき、ルアー等、自然に帰ることができる釣り具が発売されないかな・・・。と。
少しくらい高くても買っちゃうけどな・・。
これって、単なる釣り人のわがままかな。
それなら、釣りをしなければいいだろ!と、お叱りをいただきそうだな・・・。
まあ、今のワシにできることは、自分の出したごみは持ち帰ることくらいだな。
んんん~。
でも、日本のメーカーさん!
世界発信で、自然に帰る釣り具を開発してえええ~!
お願い!