早朝3時30分起床。出陣の仕度を整えて船着き場へ。
旅館を出て車で2分。好洋丸がくる船着き場で皆の到着を待つ。
予報では暗いうちから雨であった。
ところが旅館を出てみると、雨が上がっている。
これは釣りの神様が味方してくれたのだと、少し嬉しくなった。
船着き場に荷物を降ろし、フェリーで到着する予定の一行を待つ。
しばらくするとフェリーの到着より先に、今回お世話になる”好洋丸”が港に入ってきた。
やっぱり・・・・。
微かな希望を打ち砕くそのお言葉・・・。
荷物を船に積み込んでいると、皆も到着。
とりあえず、何はともあれ、出陣である!
何ていう磯に渡ったのか、聞くの忘れた!!
皆それぞれ船長に希望の磯を言ったのかな??
わからないけど、にわ男はとりあえず
とだけ、伝えていた。
でも、磯の名前聞くの忘れた!!
なので場所はわからない。(足場は良かったよ。広くて。)
実釣でござる。
しばらく明るくなるのを待って、動き出す。
そんなことを感じながら仕掛けつくり。
にわ男のタックルは、竿は2号、道糸2号、ハリス2号の2号づくしで構成。
針はグレ針の5号からスタートし、半誘導仕掛け。
潮はほとんど動いていない。
第一投目。
磯際から攻めていく。
するといきなり小気味よいアタリが。
25cmくらいの尾長。
にわ子も25cmくらいの尾長をあげている。
にわ子のタックルもほぼ同様であるが、違いは全層で釣っている点。
そんな不遜な思いが後の後悔を生む。
20~20cm後半くらいまではかなりの数があがってくる。
しかし、型がいっこうに伸びない。
釣り始めておよそ一時間。
ん?????
なんか頬に冷たいものが。
そう思っていると、間もなく、ダダ降りじゃあああ!
雨ザーザー降ってきたああああ!
ふと、横をみるとにわ子がいない。
おーーーい!
ひとりだけ避難しとるやんけーーー。
パラソルに身を隠し、雨をよけ、雨の中頑張るにわ男の写真を撮っている。
今思えば、にわ子は賢明な選択である。
しかし、にわ男は強雨の中、デカイやつを求めて釣り続けた。
当然のごとく、レインウエアは役に立たない状態。
雨ドロドロ君がレインウエアの下、磯靴の中、とにかく全身ベチャベチャ。
しかも相変わらず木っ端クロしか釣れない。
9時くらいまで頑張って釣っていたが、ついに体温を奪われ、ギブアップ。
波をかぶったせいもあって、潮と雨でずぶ濡れ。
しかも雨だけでなく、風も横からの強風へと変貌した。
やむなく、にわ男もパラソルへ避難。
しかし時すでに遅し。
夏なのに、体が寒さに震え、心が折れてしまった。
かくして、心が折れたにわ男とにわ子はパラソルに2時間ほどくるまっていた。
強風と強雨にパラソルがもっていかれないよう、手でおさえながら、11時に船長が昼の弁当を持ってくる時間を待っていた。
そして11時頃。
弁当を運んできてくれた船長。
というわけで、我々は退散!
しかし、皆はというと、2時頃まで釣るという。
スゴイ!
体力と根性が違う!
やはり釣師はこうでなければならない!
でも、にわ男は根性ナシなので、帰ります。申し訳ない・・・。
こうして、にわ男とにわ子の二日目の午前中が幕を閉じた。