真夏に釣りをする体力をなくした釣り師のなれの果て。
さ~て、これは何でしょう・・・。
さ~て、さて、これは何でしょう・・・。
そう、これは道端に落ちていた石。
ではないぞおお!!
これは今が旬とされる『岩牡蠣』である。
本日はこの岩牡蠣をめぐって起きた悲しい出来事についての記事である。
釣りに行く元気はなくても、新鮮な魚は食いたいのだ。
それにしても、毎日、毎日異常なほどの暑さですなあ・・・。連日の猛暑日・・・。
2~3年ほど前のワシならば、釣りをしていれば暑さなんて関係ない!!ってなもんで、どんなに暑かろうが磯に行き、お魚さんたちと遊んでいたものだ。
ところが、ここんところめっきりヘタレになってしまい、炎天下での釣りがどうもしんどくなってきてしまった。
いかんなあ・・・。これは明らかな体力の衰え・・・。
そんなヘタれ釣り師のワシでも、新鮮な魚は食いたい。
かくなるうえは、魚を釣りに行くぞ!!・・・あ、間違えた。魚を買いに行くぞ!!
ということで、福岡県は糸島市にある直売所『ふくふくの里』へ出かけることにした。
『ふくふくの里』には漁師さんが直接魚を持ち込むので、新鮮な美味い魚に出会うことができる。
よおおし、これで新鮮な魚をゲットできるぞ!!
『ふくふくの里』へレッツゴーーーーー!!
レッツ・・・ゴーー・・・
あれ?
閉まっとるやないかあああい!!
どうやら、夏季休暇のようである。
なしかあああ!!
叫んだところで、店を開けてくれるわけがない。
仕方ない。ワシはどうしても新鮮な魚が食いたいのだ。かくなる上は、道の駅『伊都彩々』に行こう。
ここも新鮮な魚がそろっているはずだ。
よっしゃああ!!『伊都彩々』へレッツゴーーーー!!
おおお!!開いとる開いとる!!えがったあ!!
これでヘタレ釣り師の念願である、新鮮な魚が手に入るに違いないのだ。
いざ、お魚コーナーへ。
って・・・な・・・な・・・なんでーーー!!
お魚コーナー、ほぼほぼ完売・・・。ワシの魚はどこにいったんじゃあああ!!
ない、ない、ないーー。
鮮魚のコーナーはどこをみても魚がない。ただ、魚はなかったのだが、ふと見ると、立派な岩牡蠣があった。
おおお!!こ、これは!!今が旬の岩牡蠣ではないか!!
しかもけっこうな数が残っている。しかも天然もの!
値段をみると・・・
ひとつ700円!!ひとつでっせ、ひとつ。
う~ん・・悩むなあ・・。小市民のワシにとって、ひとつ700円の牡蠣を買うということは清水の舞台から飛び降りるに等しい。
しかしまわりを見渡しても魚はないし・・・。
うん、ここは思い切ってこの岩牡蠣を買うことにしよう。この岩牡蠣にレモンを絞って、冷たーーいビールとともにいただくのだ。そうだ、そうしよう。
悪戦苦闘の末・・・。
念願の新鮮な魚はゲットすることはできなかったが、それ以上の収穫である。
なんたって、岩牡蠣なのだから。
ウシシシ・・・。ぷりぷりでクリーミーな大きな岩牡蠣を冷たいビールとともにいただくのだ。こんな贅沢なことはない。ビールは立派な岩牡蠣に負けないように、同じく糸島市にある醸造メーカー『杉能舎』で地ビールを手に入れてきた。
完璧である。
さあ、岩牡蠣を調理するか。
まずは丁寧に洗って、牡蠣のふたをあけるっと・・・あけるっと・・・。
ま、マジか・・・殻がめっちゃくちゃ硬い。普通の牡蠣より3倍くらいの厚みがある。マジで岩である。
牡蠣の殻を開ける専用のナイフが全然入っていかない。
悪戦苦闘することおよそ20分。
ようやく殻が開き、お顔を見せた牡蠣ちゃん。
ち、ち、小さーーーーい・・。
その身は殻からは想像もできないほど小さく、しかも何だかどす黒い色を帯びている。
写真では少しわかりにくいけれど、これよりももっと黒っぽい色をしていた。
しかも微妙に変な臭いがする。
これ・・・食べられるの??
やばい感じがするんだけど。いや、きっとやばい。
ていうか、食べたくなーーーい!!
その色と臭いにビビってしまい、結局、ひとつ700円の岩牡蠣はワシの口に入ることはなかった・・。
ひどい、ひどいよおお!!
めちゃくちゃ楽しみだったのに。
そして、失意の博多家の食卓にならんだのは・・・
宅配ピザであった・・・。
はあ・・・新鮮な魚がやっぱり食いたいよお。
釣りにいくしかないかな・・・。
本日もご覧いただき、ありがとうございました。
岩牡蠣ってこんな色でしたっけ?それよりも臭いが・・・。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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