佐賀県唐津市沖に浮かぶ離島。魚釣りには魅力的な島である。
これは2014年6月の記録である。
イカで有名な佐賀県呼子にほど近い、名護屋漁港。
ここから”郵正丸”という定期船が発着する。
定期船の行き先は馬渡島(まだらじま)。
名護屋港からおよそ30分の船旅である。
馬渡島は人口500人ほどの島。
定期船が着く”大波止”、東側にある”東港”、西側にある”西港”と大きな港が三つある。
大人片道860円。
釣道具もしっかりと積める。
船室には座席とゴロ寝スペースがあり、30分の船旅はあっという間である。
このように、ゴロ寝スペースがあいていれば、爆睡である。
到着が近づくと
フォーーーーーーン
と汽笛が鳴るのでわかる。
その音で、飛び起きる。
寝ぼけまなこで下船準備開始。
ちょうどこの頃は、うきふかせ釣りにはまって初期のとき。
海に行けるだけで楽しかった。
まあ、今でも行けるだけで楽しいけど。
離島の海の色を見るだけで、期待感が湧いたものだ。
とにかく澄んでいる。
魚影も濃い。
確か、この頃は何でもできるように、エサに青虫も持っていっていた。
今でも記憶に残るのは、港について一発目。
簡単仕掛けに青虫をひっかけて、港にぶっこむと、いきなりでかい根魚が釣れたこと。
ビビッた!
たぶん、アコウか何かの幼魚であったと思うが、その時のにわ男には巨魚に見えた。
しかもそんな魚釣ったことがなかったので、やけに感動したことを覚えている。
そして、同日の日付で残っていた写真がこちら。
チヌをやっちまってたんだなあ!
そりゃあハマるわ。
あまりよくわかってない時期に、こんなのが釣れたらハマる。
どんどん海の魅力、釣りの魅力にとりつかれていった。
やばいパターンである。
このあたりから、天気が良ければどこかの海通いが始まったように思う。
ご愁傷様・・・・・。