大きなナブラを逃した生月の波止場。
壱部漁港から舘浦漁港へ釣り場を移す。
大きな青物のナブラを逃してしまい、敗北感満載の博多にわ男とにわ子。
このまま白旗をあげるには悔しすぎる。
ここで場所変わりを決断。
壱部漁港を後にし、生月大橋に近い、舘浦漁港へ向かった。
途中、ファミリーマートに寄り、弁当を購入。
青物を逃した悔しさから、買い過ぎた・・・。
食い過ぎて、ちょっと気持ちが悪い。
ここもあまり潮が流れてないなあ。
トロトロの潮。
ここでも先客がいたので、尋ねてみる。
すると、「アジゴしかいませんねえ・・・。」との返答。
マジですか・・・。
餌取りとサヨナラするために、ここに移動してきたのに・・・。
な・な・なしかあーーー!!
(あ、福岡県外の方はわかりずらいと思うが、何故だー!ということっす。)
まあ、仕方がない。
今更別の場所に移る元気もないし。
ジグで頑張るにわ子。
しかし、潮が流れないせいか、ショートバイトのみで、魚がかからない。
このまま終わってしまうのか。
今夜の晩酌の肴はないのか。
いや~な雰囲気が漂い始めたとき
ワシのフカセ仕掛けのラインが、ピュルピュル~っと走った。
クククククク・・・、やっちまったかな・・・。
にわ男ちゃん、釣っちゃったかな。
ひとりでほくそ笑みながら、竿を起こし、魚と遊ぶ。
写真とはありがたいもので、妄想できる。
1mあったら、雑誌掲載もんだ。
しかし、現実は厳しい。
塩焼きにもできないじゃあないの・・・。
綺麗な魚体だけど。
これを記事にのせるということは、大体察しがつくと思う。
そうさ
魚釣りといえる魚はこなかったのさ。
むなしく、ポツンと置かれたタモが哀愁を感じるな。
君の出番はない。
そう、
もう帰るからね・・・。
生月の波止よ、厳しい試練をありがとう。
ワシらはしばらくトラウマよ。