![さすらいの上物師W氏、意地の一撃!](https://i1.wp.com/kyusyu-ins.com/wp-content/uploads/2020/02/ガニ瀬10.jpg?fit=1152%2C864&ssl=1)
本日も長崎県は佐世保市、相浦沖のガニ瀬釣行の続きでっせ~。
さすがのW氏も意気消沈
強風と魚っ気ナシの海。
いくら気配を消すことができる伊賀者W氏も大苦戦。
とにかくアタリが無いものだから、ヤル気が段々と失せていく。
博多にわ子は大丈夫かあ??
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納竿まで1時間ちょい。
すっかりと道具も片づけて・・・何してんだあ??
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魚に餌をやらんで、自分に餌をやっとる。
完全に心が折れとるな。
そうそう、そんなときは、海の景色を満喫しながら飯を食うのが一番。
しかし
ここは寒い海の上。
おにぎりも超冷たくなってる。
心も体も、そしておにぎりにも寒さと冷たさを感じるにわ子であった。
そしてW氏も。
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これはいかん!
かなりダメージを受けている。
海を見つめる姿に哀愁が・・・。
しかし
そこは不屈の魂をもつ男、W氏。
何度打たれても立ち上がるのだ。
残り1時間勝負!
再び釣りを始めた。
そして
もうそろそろ片づけましょうかあ、と声をかけようとした時であった。
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鬼合わせしたW氏の竿がブン曲がる!!
きたーー!!
これまでにない大きな竿のしなり。
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W氏、メチャクチャ楽しそうである。
良かった、良かったあ。
このひと釣りで、全てが報われるのである。
引き味を堪能しながら、魚をよせにかかるW氏。
ところがその顔は
少々苦笑い。
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![](https://kyusyu-ins.com/wp-content/uploads/2020/02/ガニ瀬12-1024x768.jpg)
でかい、バリ(アイゴ)であった。
でもこのバリ、かなりでかいので、処理して持って帰れば美味そうだ。
ところが無駄な殺生はしないW氏。
丁寧に針を外し、海へ帰してあげた。
まるでバリに「有難う!」と言っているようだった。
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ここで納竿の時刻が到来。
厳しい釣行であったが、曇った空からは光芒が。
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まるで「またの挑戦をまっておるぞ」とでも言っているよう。
この光芒を受け
W氏はリベンジを誓っていた。
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そして別磯にあがっていた炎のダイワマン氏、赤い走り屋氏、そしてMr.シマラー氏も海を満喫し、次回の爆釣を誓いながら、この表情。
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ん~、いい顔しとるね。
残念ながらMr.シマラー氏はカメラマンであったため、そのお姿はおさまっていなかった。
いつもならば、ここで、「次は頑張るぞ!」で終わり・・・。
なのであるが、
編集後記。
帰りの船の中。
満船で船室には当然入れない。
海はうねりが出て、風も強風。船も揺れる。
さあ、座るところがなく、船尾横にあぐらをかいて座っていたワシはどうなったか・・・。
頭から全身波による海水シャワーを浴びて、びちゃびちゃ。
服を着たまま風呂に入った、みすぼらしいおっさんのようになって帰港したのさ。
寒----い!!
釣れない釣りよりも大変な思いをした終わりでしたのさ。