長崎県平戸市の離島『度島(たくしま)』
離島という響き
海でお遊びをさせていただく者にとって、『離島』という響きはこのうえなく魅力的である。
近場の海にはない言葉の魔力を秘める。
そこには漁港があり、北風を遮る場所に漁村が広がる。
きっとそこにはお魚さん達が、うようよしているに違いない。
誰しもがそう妄想するわけだ。
今回はそんな魔力に吸い寄せられ、長崎県平戸市の北に浮かぶ『度島』へ釣りに行くことにした。
むろん、波止場でのんびりと、かつ爆釣するイメージである。
なんなら、釣れた魚をその場でさばいて、食うか!!ってなくらいの勢いなのだ。
釣行計画の概要
せっかく離島の波止場で釣りをするわけだから、釣り以外も楽しみたい。
イメージはこうだ。
① 朝飯は波止場で定番のカップラーメン。
② 午前中の釣りで、爆釣。
③ 昼飯はこれまた定番のキャンプ飯、ホットサンド。
④ 帰りのフェリーまで釣りをして、クーラー満タンになる。
⑤ 自宅に戻り、新鮮な魚で晩酌。
完璧だ。
午前8時20分、度島行きフェリー出港
午前8時前に平戸に到着した。
なんだかいつもより、人が多い。
警察車両も多い。
んんん???
事件か・・・??
そうではなかった。
この日、平戸市では駅伝大会が催されていた。
へえ~、駅伝大会って、一大イベントなんだな。
メチャ人が集まってる。
まあ、そんな駅伝大会を横目に見ながら、フェリーへ乗り込む。
釣り人の妄想はいつも勝手であるが、それでも罪はない。
あんな魚や、こんな魚と、夢は広がる一方である。
それに加え、食いしん坊な博多にわ男と博多にわ子。
釣った後の晩酌にまで妄想は暴走する。
ほどなくして、度島に到着
博多にわ男とにわ子、度島の地を踏む。
ずい分前の記事になるが、ここはユーチューバーの『釣りスギ四平』さん達が『令和堤防』と称する防波堤で青物を爆釣していたため、その足跡を追う旅と題し、書いたことがある島。
本日の釣り場は令和堤防ではなく、フェリーターミナルがある港。
年々、荷物を抱えてそぞろ歩く体力が無くなってくるので、つい楽を考える。
さあ、まずは
計画その①、朝飯を食う!である。
海で食すカップラーメンは、シーフードヌードルに限る。
しかも
それはBIGでなければならない。
釣師の掟である。
波止場で食すシーフードヌードルは格別に美味い。
体も温まり、一石二鳥だ。
ここまでは完全に計画通りである。
素晴らしい、この遂行能力。
この後も計画通り遂行されれば、最後には良き晩酌が待っているのだ。
頑張るぞー!!
やったるぞーー!!!