福岡県糸島市。糸島半島への釣行。
『工房とったん』のまたいちの塩。
福岡県の糸島市。移住したい町の上位に君臨する海と山に囲まれた自然豊かな町である。
中でも海沿いは美しく、福岡市都心部から車で40分ほどの場所とは思えない。
その糸島半島の北端に『工房とったん』というところがあり、ここでは海水を汲み上げて釜で煮立て塩をつくっている。
『またいちの塩』として有名だ。
塩も美味いが、ここの塩プリンが美味い。
と
何だか観光協会のパンフレットみたいな出だしになってしまったが
今回の釣り場が
この、工房とったんがある『福の浦漁港』である。
前回の記事では、おバカ夫婦が釣り病を発症し、夜中の無謀な釣りに挑んだことを書いたが、その無謀な釣行において使用した餌が大量に残ってしまっていた。
捨てるのはもったいないし・・・
などと
言い訳を考えた末
我々おバカ夫婦は再び釣りに行くという、当然の結論を導き出したわけである。
んん・・・
仕方がない。
これが福の浦の港。
駐車場には、またいちの塩を求めて、多くの観光客が集まり、満車状態。
しかし
釣り人はワシらを含めてたった3人・・・。
釣れてないのかな・・・という嫌な予感を振り払い、博多にわ子はイカ狙い、ワシはチヌを狙って魚釣りをスタート。
最近のにわ子の頭の中には『イカ刺し』がドンと君臨している。
イカを釣ったときの感触が忘れられないらしく、かつ自分で釣ったイカの刺身の味が忘れられないようだ。
完全にはまっている・・・。
当然、一緒にフカセ釣りをやっていた頃の磯竿やリール等々、にわ子が所有する高額商品の数々は、今や日の目を見ることなく、自宅で眠っている・・・。
それにしてもあらためて思うが、糸島は美しい。
身近にこんなに綺麗な風景があるのだから、感謝せねば。
これで魚がバンバン釣れるような海だったら最高なんだけどな。
残念ながら、バンバン釣れるような海ではない。
ひと昔は、クロやチヌやその他多種多様な魚が、波止場でも釣れていたようであるが、船釣りは別として波止場での釣行は小アジなどの小物が主流になってしまった。
段々と釣れなくなってきてるんだな。
この日も一発目に釣れてきたのは
ふぐ太郎・・・。
ま、そんなに期待して釣りにきたわけではないから、大物は期待してはいないが、これか~・・・って感じのスタート。
さあ、余り餌を使ってしまうためにやってきた消化試合。
何かドラマは待っているのか。