長崎県平戸市生月町から沖磯へ。
中江の島の磯へ。
自粛ムード満載の日常。
ピーカンの晴天予報を見てしまったからには、ウズウズが止まらない。
3つの密は守るので、どうぞ海に遊びに出るワシをご容赦いただきたい。
というわけで
今回の釣行は長崎県平戸市生月町の沖磯。
中江の島という小さな島の磯である。
お世話になるのは、『海皇(かいおう)』さん。
自らも釣師である船長は、強面だが釣り人の気持ちをよく理解してくれる船長だ。
電話した時も
「釣れてないよ~。それでもよかったら遊びにおいで~。」
としっかりと状況を教えてくれる。
午前6時、生月町の壱部港を出船。
空は薄っすらと夜明け前のあかりを蓄えている。
いざ
お魚さんと勝負である。
にわ子はおニューのライフジャケットを背負って、根魚を狙っている。
最近あまり釣果に恵まれていないにわ子は、闘志メラメラなのだ。
自ら
『根魚釣り隊』の隊長を名乗り、隊員を募集中。
今のところ、隊長兼隊員である。
さて
釣り人の特権と言えば、釣った新鮮な魚を食べることができることであるが、もうひとつ、大きな特権がある。
それは磯から見る海の風景である。
特に夜明け前後の海はとても美しい。
まさにゴールデンアワーである。
朝日を浴びる磯の岩肌や、木々のシルエットはまさに絶景。
いかがかな。
釣りをしない方でも、この景色は興味をそそられるのでは?
この景色を眺めている時間帯は、いつも大物妄想で頭はいっぱいなのだ。
従って
当然ながら仕掛けは大物を想定し、太い仕掛けになってしまう。
いわゆる『朝マズメ』のロマンである。
この朝マズメのロマンタイムに、妄想に描くような大きな魚がかかると、昼飯時までは、ニコニコの笑顔でいられる。なんなら、「船長~、もう満足なので迎えに来て~。」と言いたいくらいなものだ。
さあ、この絶景をバックにいよいよ朝マズメのロマンタイムである。
博多にわ男と博多にわ子は妄想通りに釣れるのか?
お楽しみに!