何を隠そう、博多にわ男はイカを釣ったことがない・・・
釣れることを願って、舞う!のだ。
最近・・・イカ食ってないなあ・・・。
イカ刺しが食いたいなあ・・・。
そうだ!イカを釣りに行ってみよう。
道具もお手軽だし、気楽に行ける。
しかし・・・、実はワシ、今まで一度もイカが釣れたためしがないのである。
まあ、すぐに飽きて、やまてしまうってことにも原因はあるのだが、一度もアタリすらきたことがない。
今日こそは、1杯、何が何でも釣ってみたい。
これは釣るためにも
儀式をしなければならない。
アオリイカ様に感謝の意を伝え、ワシの餌木にぱっくりと食いついていただくための、祈りをこめた奉納の舞である。
まだまだ~!!
これではアオリイカ様に想いが届かないぞ!!
気合をいれて!
んん~・・・
まだ何か足りんな・・・。
釣れそうな気がしないな・・・。
舞のパワーがまだ足りないのかな。
にわ子、おまえも頼む。
か・か・完璧や!
これで今日はイカ刺しにありつけるに違いない。
さあ、あとは釣るだけやんけー。
あ、舞に集中して、紹介し忘れたが、ここは鷹島の阿翁浦港。すでに夕刻である。
堤防にはイカ墨の跡がたくさんある。
時期的には遅いかもしれないが、期待をもってイカ釣り開始。
アオリイカ様はワシらに微笑むのか。
間もなく日没だというのに、とにかく蒸し暑い。
梅雨前線の影響で、温かく湿った空気が流れ込んでいるせいだな。
一生懸命に餌木を投げつつけるのだが、この日もはやりアタリはない・・・。
またしてもイカのボウズ記録が伸びてしまうのか・・・。
にわ子は幾度となく、でかいアオリイカを釣っているので、余裕綽々である。
ワシは意外と必死こいとる。
その時である!!
時は満ちた!!
竿が曲がってまっせ!
にわ男ちゃん、ついにその時がやってきたかのう!!
イカ刺しが、イカ刺しが食えるばーーい!
???
おんや????
何かがおかしいぞ・・・。
こ・こ・これは!!
あ~、とっても素敵な勘違い・・・。
根がかりしてるだけやないかーーーい。
ドラグが出ていくもんだから、とっても恥ずかしい勘違いをしてしまったではないか。
しかも
タモ網まで出して・・。
恥ずかちぃっす。
その後??
その後のことは聞かないでくれー。
スーパーでイカ刺しを買ったことは、言うまでもないではないか!
イカが釣れずにメゲタ時の一品。
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