
長崎県平戸市生月町の波止場。
天気予報では確か・・・
いつものように、流離の上物師W氏より釣果情報が届いた。
んん??
届いたのは良いが・・・この日は確か、北部九州は大雨で大荒れだったはず・・・。
さすがの博多にわ男も、この日の釣行は諦めたぞ・・・。
ま、ま、まさかあの雨の中をW氏は強行出動したのか?
ワシが朝起きて、窓を開けると、大雨だったと思うのだが。
W氏によると
出かけた時はやはり大雨だったそうだ。
あの雨を見たら普通の釣師は諦める。特にワシはそれほど心が強くない。少しでも雨に打たれると、心がポッキリと折れて、二度と立ち上がれなくなってしまう。
しかし
ここからがW氏の凄さだ。
現地に到着すると、嘘のように雨は上がり、その後雨が降ることはなかったそうだ。
凄すぎる・・・。
この人はいったいどんな神通力を持っているのだ。
雨さえも操る男。

釣り場はいつもの壱部港。
雨が上がったとはいえ、風は強かったようで、向かい風の中、W氏は立ち向かうのである。
うきふかせ釣りにとって、何が一番やりづらいか。
強風である。
風でラインをとられて、思うような釣りができなくなるのだ。
特にうきふかせ釣りは仕掛けが他の釣りと比べて仕掛けが軽いので、風が強いと、思うように仕掛けがなじんでくれない。
そんな状況の中、W氏は釣り続けたわけだ。
そしてその釣果は・・

ドヒャーーー!!
釣っとりますなあ!!
これだけ釣れたら、毎日食っても2週間くらいかかるぞ。
さすが、流離の釣師!
雨にも負けず、風にも負けず、梅雨の高湿度にも耐え、まるで宮沢賢治のような勤勉さ。
お勤め、ご苦労様っす!
