2023年6月、歴史は動いた。
あくなき探求心。
2023年6月、人類は新たな歴史の1ページを刻んだ。
1号機の打ち上げから早2年が過ぎた。
当時、人類は世界の英知を結集し、1号機を完成させ、その打ち上げは見事に成功をおさめた。
しかしながら、何の不具合かは判明することなく、1号機からの通信が途絶えその行方はわからぬままになっていた。
あれから2年・・・。
人類はその好奇心を忘れることはなく、新たな技術革新に基づき2号機を完成させ、未踏の地を探索すべく2号機を打ち上げたのだ。
その瞬間の様子である。
5(ファーーイヴ)
4(フォーー)
3(スリィーー)
2(トゥーー)
1(ワーーン)
0(ジェロ)
ゴオオオオオオーーーーー!!
地響きとともにエンジンに点火された炎が轟音とともに噴き出す!
打ち上げの瞬間である。
人類はここに新たな足跡を残した。
カレー探査機、『炊飯ジャー2号』の打ち上げ成功の瞬間だ。
その後炊飯ジャー2号は無事予定されていた軌道にのり、人類未踏のカレーを求めて探索に出たのである。
炊飯ジャー2号は『豪熱沸騰IH』という超強力な最新エンジンを搭載している。
豪熱の安定した推進力により、ふっくらつやつやの飯が炊ける・・・いや、安定した空間移動が可能になる。
無事予定軌道にのった炊飯ジャー2合・・・あ、また間違えた、炊飯ジャー2号は将来人類の移住が期待されるカレーを求め、宇宙を探索し続ける使命を帯びている。
発見された新星『大分豊後牛カレー』。
カレー探査機炊飯ジャー2号より通信が入ったのは打ち上げから数日後のこと。
今回の探査機は有人探査機である。
乗組員は『博多にわ男』と『博多にわ子』の2名。
にわ男とにわ子の2名はカレー探査機に乗務するために、1年間365日、カレーを食べ続けるという厳しい訓練を乗り越えて選ばれたエリートなのだ。
そんなふたりからの初めての通信。これは期待できる。
キティーちゃんがつ・い・と・る~。か・わ・いかあ~。
大気濃度も地球に酷似している。
しかし・・・こいつは500円もする。
とりあえず、人類の移住が可能かどうか・・・パッケージをオープンである。
おおお!!
きんきら金や・・ないか~い・・・。
さすがは豊後牛カレーである。レトルトパウチもただものではない。
なになに・・・ふむふむ・・・熱湯で5分湯煎するのか・・・ふむふむ・・・。
それでは調査の第一歩。
オンザライス!の儀である。
いざ、出動!
おおお!!
なんと美しいナイアガラ!!
人類が移住するには、なかなか良いとろみ具合である。
具材もわりとゴロゴロと入っているではないか。
そして完成形がこちら。
つけ合わせにはにわ男特製の長ネギのラー油漬け。
完璧である。
では移住可能か否か、味見をしてみよう。
う~ん・・・このカレー・・・普通に美味い~。
スパイスのバランスが良く、何かが突出して強いわけでもなく、とても美味。
さあ、それではお楽しみの具材である豊後牛を賞味してみるか。
豊後牛ちゃん、出ておいで。
・・・出て・・・おいで・・・豊後牛ちゃん・・・。
って、どこにあるのかわからな~い!!
豊後牛カレーって銘打っているのならば、ひとかけらでも豊後牛の肉の塊が入っているのではないのか・・・。
懸命に探索を続けるも、肉の塊が確認できない。
500円するんだからさーーー、ひとつくらい塊を入れといてよーーー!!
せっかくルーは美味いんだから、豊後牛、入れといてよー!
キティちゃんとコラボしてるから、その分コストがかかって肉が節約されたのかな・・・。
う~ん、これでは人類の移住はできないぞ。
肉の塊は重要である。
再び移住可能なカレーを求めて。
肉の塊が入っていなかったことに失意を感じたにわ男とにわ子は、再び炊飯ジャー2号に乗り込み、あらたなカレーを求め、再び果てのない旅に出た。
見つかる保証もない、移住可能なカレーを求めて。
何日、何か月、いや何年かかるかもわからない旅である。
炊飯ジャー2号に栄光あれ!!
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
わけのわからないブログになってしまいました・・。すみません・・。さて、釣好大全九州ではブログランキングに参加させていただいております。よろしければ下のにわか面をクリックしていただき、応援いただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。
にほんブログ村